投稿者: demo

  • Science Café スポンサー募集のご案内

    Science Café は毎月1回、Science 誌およびその姉妹誌に論文が掲載された日本人研究者の 方を講師に迎え、研究内容、社会に与える影響、若手研究者へのメッセージなどを含めてお 話いただく、約 45 分間の無料オンラインセミナーです。

    この度 Science Café では、セミナーをご支援いただけるスポンサーを募集することになりま した。スポンサー名およびそのリンク先は、Science誌を発行する米国科学振興協会(American Association for the Advancement of Science: AAAS)本部および Science Japan Office から の案内メールなどを通じてそれぞれのメールマガジン登録者に告知されます。日本国内での ブランディング強化、認知度向上にぜひお役立てください。

    Science Café 広報対象および参加者

    – 広報対象:メールマガジン登録者
      Science/AAAS 11,000 名、Science Japan Office 7,500 名
    – 参加者数:約 300~500 名(1 回あたり)
    – 参加者所属:大学・企業研究者、企業関係者、報道関係者ほか
    – Science Café 講演者一覧
    Science Cafe|ASCA Bulletin|アスカコーポレーション (asca-co.com)

    協賛費用

    お問い合わせ下さい

    協賛特典

    スポンサー名および URL の Café 案内メールへの掲載(案内メールは 1 開催あたり約 1 万 人に 5 回配信)ほか

    ※Science/AAAS の基準により、ご支援をお受けできない場合があります。

    資料請求・お問い合わせ

    Science Japan Office ℅ 株式会社アスカコーポレーション
    担当:ランベッリ律恵 
    TEL:080-3479-8993
    sciene_cafe_japan@asca-co.com

  • Science's Breakthrough of the Year 2023 日本語版公開

    今年も Science’s Breakthrough of the Year 2023 日本語版が完成しました。こちらからご覧ください。

    https://www.science.org/content/page/japanese-translation-breakthrough-year


    Science誌が選んだ2023年の最も画期的な科学の発見は、

    肥満の好敵手、現る
    ―― ブロックバスター減量薬が幅広いベネフィットを示す ――
    “Obesity meets its match: Blockbuster weight loss drugs show promise for a wider range of health benefits”

    肥満は個人的な苦痛であるとともに、公衆衛生上の危機でもある。肥満や過体重は意志の弱さの現れであるという社会的なプレッシャー人々の意識が存在し、肥満治療薬の歴史には安全で効果的なものを見つける試みの失敗が続いてきた。しかし、新しいクラスの肥満治療薬であるGLP-1受容体アゴニストは肥満や関連する慢性疾患の減少に期待されている。

    1980年代初期、GLP-1受容体アゴニストは糖尿病治療薬として開発され、大きな減量効果を示してきた。心不全や心臓発作、脳卒中のリスクも軽減する効果があるという。その後現在に至るまでGLP-1薬の利用は拡大しており、肥満だけでなく糖尿病や心血管疾患にも健康上の利益をもたらすことが臨床試験で示されている。

    副作用や使用の継続の難しさという課題は残ってはいるものの、GLP-1薬の成功は肥満に対するアプローチを変え、生物学的原因を強調することで、肥満に対する人々の理解を深めてきた。その点ではどんな治療薬よりも大きな影響を及ぼしてきたといえる。さらにこの分野では、複数のホルモンの作用を模倣した、より減量効果が高いと思われる治療薬の開発もすでに始まっている。


    Breakthrough of the Year 2023では、この他にも12つの画期的な研究が紹介されてます。

    RUNNERS-UP

    • 地球の炭素ポンプが減速している “Earth’s carbon pump is slowing”

    • 天然水素の探索がヒートアップ “Hunt for natural hydrogen heats up”

    • AI気象予報士の登場 “The AI weather forecaster arrives”

    • マラリア撃退の新たな希望 “New hope against malaria”

    • ついにアルツハイマー病の新薬開発がわずかに前進 “At last, modest headway against Alzheimer’s”

    • アメリカ大陸への最初の移住年代が承認に一歩近づく “Early peopling of the Americas steps closer to acceptance”

    • 巨大ブラックホール群の合体から発せられる騒音 “The din of giant black hole mergers overheard”

    • 若手科学者たちが立ち上がる “Early-career scientists rise up”

    • エクサスケールコンピューティングの時代の幕開け “The dawn of exascale computing”

    BREAKDOWNS

    • 米国南極プログラムのメルトダウン “U.S. Antarctic meltdown”

    • COVID-19の余波 “COVID-19 aftershocks”

    • 超伝導体の主張が抵抗にあう “Superconductor claims hit resistance”

    • ツイッター上で研究が水の泡となる “Research on Twitter goes down the drain”

    いずれの記事も有能な翻訳者らの手によって、読者に伝わりやすい日本語版として仕上げられました。この場を借りて感謝の意を表します。

                                                                                         文:Science Japan Office

    英語版は下記よりご覧いただけます

    Science’s 2023 Breakthrough of the Year: Weight loss drugs with a real shot at fighting obesity | Science | AAAS


  • 【2/14(水)】ChatGPTのGood Prompting Practices【Webinar】

    本セミナーでは、医薬品開発や医学研究での利用を想定した効果的なプロンプトの作成方法に焦点を当てます。プロンプトに何を書くべきか、何を避けるべきか。さらに、いつでも使える定番フォーマットや、誤出力を防ぐテクニックも紹介します。
    本セミナーが皆様にとって、ChatGPTの仕組みを最大限に生かしたプロンプト記法を身につけていただくことの一助となり、皆様の業務効率化に寄与することができれば幸いです。

    開催概要

    日時:2023年2月14日(水) 13:30-14:30
    場所:Zoom Webinar (お申込みは下記)
    参加費:無料
    お申込URL:

    https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_yjORKBGJRWixvqDqpnBUqQ

    こんな人におすすめです

    1.医薬業界で翻訳に携わる方
    2.医薬業界で業務効率を上げたい方
    3.ライフサイエンス分野の研究者
    4.生成AI(ChatGPTなど)にご興味のある方

    講師について

    早川 威士
    株式会社 アスカコーポレーション ML/NLPスペシャリスト
    機械翻訳を用いた翻訳システムの開発に従事。機械翻訳の精度評価や分野特化型モデルの構築にも取り組む。第18回AAMT長尾賞受賞。

    https://note.asca-co.com/n/n9e22fc312d16

    お申込み

    下記Zoomリンクよりお申込みください。

    https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_yjORKBGJRWixvqDqpnBUqQ

    過去のWebinarの情報はこちらから。

    https://note.asca-co.com/m/mfc7ae1f55f29

  • AI翻訳を活用し、納期を40%短縮

    新薬のグローバル開発を迅速化する中で、日本語から英語へ、またはその逆への翻訳フローがボトルネックになることがあります。株式会社アスカコーポレーション(以下、ASCA)では、お客様の医薬品開発を加速するために、AI翻訳など最先端技術の開発に取り組むと同時に、既存の技術と組み合わせることにより、納期短縮と精度向上を目指しております。
    本記事では、その一例として2022年のAIKO SciLingual Webinar「AI翻訳を取り入れたプロトコールの翻訳プロセスと効果~医薬・医学特化型AI翻訳と人による治験関連文書の翻訳業務~」でもご紹介させていただきましたプロトコール翻訳をAI翻訳の活用により納期短縮した実例をご紹介いたします。

    プロトコール翻訳の課題

    従来は、医薬品のプロトコール翻訳を依頼された際は、専門の翻訳者チームを組んで、約40,000単語のプロトコールを25日以上かけて翻訳し、さらにクロスチェックを含めると35日ほどかかっていました。しかし、最近では納期の短縮が求められることが多く、専門性と精度を保ちつつ翻訳の納期を短くすることが課題となっています。

    AI翻訳の導入による課題解決

    従来の人手翻訳を主体とした翻訳でもプロセスは確立されていますが、関わる翻訳者の労力や資質に依存するところが大きく、持続可能性やキャパシティの点で問題を抱えていました。
    一方、医薬品開発は企業ニーズの上でも、社会的要請としても更なるスピードアップが要求されており、治験に必須であるプロトコール翻訳においても、この課題の解決は懸案事項でした。
    そこで、ASCAは人手に全面的に依存するのではなくAI翻訳活用を前提とした新しい翻訳プロセスを構築しました。

    https://note.asca-co.com/n/n03f880b67aec

    AI翻訳への期待と限界

    プロトコール翻訳には、まず正確性が求められます。これは文章の意味や数値・表記などの情報が適切に再現されているかという点です。さらに、専門用語や規制(GCP)を踏まえた誤解のない表現、一貫した用語使用、医療機関向け文書として相応しい文体、社内テンプレートやスタイルガイドへの遵守、見出しを含むドキュメント構造の妥当性、そして書式やリンクの保持など多岐にわたる要素も重要です。

    AI翻訳技術は近年大きく進歩し、高精度で意味的に正確な訳文を生成する能力を持つようになりました。特定分野向けにカスタマイズされたAI翻訳モデルでは人間特有の入力ミスを防ぐことも可能であり、業務効率化の面では無視できないメリットが存在します。
    しかしAI技術全般に言えることですが、誤りを全く無くすことは不可能であり、暗黙的なニュアンスの読み取りや、フォーマット整理等も得意ではありません。また書式情報が翻訳結果に悪影響を及ぼす場合もあるため、テキストだけを扱うよう工夫する必要があります。

    これらの点から考えるとAI翻訳は非常に便利ですが人手翻訳やその周辺作業を完全代替するわけではありません。特に正確性担保は人間しかできず顧客やユーザーへ信頼性高いサービス提供する上で欠かせません。
    効率性を上げるためには、AI翻訳の利用を基本とし、その不足点を補う作業やツールを取り入れた翻訳プロセスを整えることが重要です。

    出典:AIKO SciLingual Webinar AI翻訳を取り入れたプロトコールの翻訳プロセスと効果~医薬・医学特化型AI翻訳と人による治験関連文書の翻訳業務~(2022年6月22日)

    カスタマイズAI翻訳を組み込んだ翻訳プロセスの構築

    効果的な翻訳作業のためには、AI翻訳の役割と人間の役割の明確化が必要です。そして、足りない部分を補完していくためにツールやシステムを使うことが理想的です。

    ASCAではAI翻訳を組み入れた翻訳プロセスを翻訳マネジメントシステム(以下、TMS)の導入によって構築しました。TMSの導入により、用語集や翻訳メモリなどの言語資産を活用することが可能になり、これにより過去の翻訳結果をスムーズに引き出して用語やスタイルを過去の翻訳と一致させることが可能になります。
    これにより、翻訳スピードを向上させつつも訳文に統一性をもたせることが可能になりました。

    出典:AIKO SciLingual Webinar AI翻訳を取り入れたプロトコールの翻訳プロセスと効果~医薬・医学特化型AI翻訳と人による治験関連文書の翻訳業務~(2022年6月22日)

    カスタマイズされたAI翻訳エンジンの構築

    さらに、ASCAでは、翻訳プロセスの改善を加速化させるために、医学・医薬分野に特化させたAI翻訳エンジンを構築しました。
    AI翻訳を翻訳のプロセスに組み込むにあたり、まず精度の高いAI翻訳エンジンを吟味して導入することが重要です。とくに、文書や分野が決まっている場合にはAI翻訳エンジンをそれに合わせてカスタマイズするのが非常に効果的です。たとえば、ASCAは医学・医薬分野を専門とした翻訳をサービスとして提供しているため、その分野に適合したエンジンを構築することによる恩恵は大きく、さらに各文書の翻訳に適したエンジンを開発すれば業務の効率化に寄与します。

    TMSの導入に加え、カスタマイズAI翻訳の構築により、これまで32日間を要していた「翻訳+クロスチェック」の期間が19日に短縮され、全体では納期を40%圧縮することが実現したのです。

    ASCA独自構築の医学・医薬特化のAI翻訳エンジン「SciLingual」
    ASCAが開発した医学・医薬に特化した翻訳エンジンです。国立研究開発法人情報通信研究機構 (NICT) が開発したAI翻訳エンジンをもとに、臨床、非臨床などの医薬文書、医学論文などの独自に収集・翻訳したデータ、自社でエンジンをアダプテーションしました。
    <対応文書>
    臨床分野:治験実施計画書、総括報告書など
    非臨床分野:承認薬データベースのCMC、薬理・毒性・ADMEなど
    論文:がん、感染症、循環器、細胞生物学、免疫学の医学論文など
    対応するファイル/エンジンと言語 | AIKO SciLingual | ASCA Corporation (asca-co.com)

    おわりに

    本件では、一人でも多くの患者の命を救うための新薬開発の迅速化を目指し、ASCAでは、そのために医学・医薬に特化したAI翻訳技術を活用し、翻訳業務の効率化を実現することができました。重要なのは、AI翻訳と人間が相互に補い合えるような形でAI翻訳を運用することだということです。
    成功へのカギは、高精度にカスタマイズされたAI翻訳エンジンを使うこと、専門知識と豊富な経験を持つ翻訳者が質の高い作業を行うこと、そして、TMSの活用によってさらなる作業効率化を図った点です。

    ASCAでは、今後はご依頼いただく翻訳案件だけでなく、製薬企業の社内、医薬の開発現場でも利用可能なシステムの開発と普及に取り組んでまいります。

    医薬・医学に特化したAI翻訳プラットフォーム「AIKO SciLingual」

    https://www.asca-co.com/special/aiko/

    AIに関する取り組みについての最新情報

    https://note.asca-co.com/m/m750a0ed88ad7

  • 【終了しました】第38回 Science Café ピロリ菌が胃がん発症を促進する新たな分子メカニズム ―カエル胚の発生異常の解析を手がかりに―

    Science Cafeの概要

    Science Café はScienceまたは姉妹誌に研究論文等投稿が掲載された日本研究者の方にZoom Webinarによるライブ配信にて講演して頂くイベントです。

    研究内容の解説に加え、研究にまつわるエピソード、社会に与える影響や提言を交えてお話して頂きます。Q&Aセッションも設けております。参加は無料です。

    日  時:2024年2月27日(火)14:00~14:40(予定)
    演  題:ピロリ菌が胃がん発症を促進する新たな分子メカニズム
         ― カエル胚の発生異常の解析を手がかりに ―
    演  者:金光 昌史 先生
         順天堂大学 大学院医学研究科
         生化学・生体システム医科学 助教

    概要
    ピロリ菌は世界人口の約半数のヒトの胃に感染する細菌で、注射針状の装置を用いてCagAと呼ばれるタンパク質を胃の上皮細胞に注入し、胃がんの発症を促進します。このCagAタンパク質は、正常な胃上皮をどのように胃がんへと変化させるのでしょうか?この疑問に対して、私たちは、カエルの胚(受精直後の幼体)の細胞内にCagAを人工的に発現させ、発生の過程で生じる形態異常やその背景にある分子メカニズムを解析するユニークな実験を行い、これを糸口として、CagAが結合し機能を撹乱するヒト胃上皮細胞内の新規標的分子を発見することに成功しました。胃がん発症のプロセスを分子レベルで理解することに繋がる、私たちの研究チームの新たな成果をご紹介します。

    掲載号:Science Signaling 2023年7月18日号
    “The Helicobacter pylori CagA oncoprotein disrupts Wnt/PCP signaling and promotes hyperproliferation of pyloric gland base cells”
    SCIENCE SIGNALING 18 Jul 2023 Vol 16, Issue 794  
    DOI: 10.1126/scisignal.abp9020

    【順天堂大学プレスリリース】
    https://www.juntendo.ac.jp/news/14862.html(日本語)
    https://en.juntendo.ac.jp/highlights/news/nid199(英語)

    【著者関連】
    https://researchmap.jp/atsushitakahashi (researchmap)
    http://www.dbsb.science (順天堂大学大学院医学研究科生化学・生体システム医科学HP)
    IMC 微生物化学研究所 – 研究組織 – 第3生物活性研究部 (bikaken.or.jp)


      Sponsored by:Noster株式会社

    https://www.noster.inc/jp/


    Science Cafeのお申込み

    以下のURLよりお申込みください。

    https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_UfApJvKATxie5AR4ieMcfg

    ご登録いただく際、名、姓の順での記載となっておりますのでご注意下さい。また、確認メールにおいて敬称が省略される場合がありますことを予めご了承ください。
    *定員になり次第、締め切りよりも前に締め切る場合がございますので、予めご了承ください。

    お問合せ先
    Science Japan Office  担当:ランベッリ律恵
    E-mail: science_cafe_japan@asca-co.com


    Science Update

    サイエンス誌(Science)に掲載された日本人著者からの日本語タイトルとコメントを紹介します。

    https://note.asca-co.com/m/m33eda82c3a71


    Science Japan Office

    Science Japan Officeからのお知らせを掲載します

    https://note.asca-co.com/m/m078ac111911e

  • Science Update 19 January, 2024

    サイエンス誌(Science)に掲載された日本人著者からの日本語タイトルとコメントを紹介します

    伝搬光を用いた誤り耐性量子計算のための論理状態
    Logical states for fault-tolerant quantum computation with propagating light

    SCIENCE 19 January, 2024, Vol 383, Issue 6680

    伝搬光を用いた量子計算は量子計算の大規模化が容易であることが示され、その特性を活かした量子計算が期待されています。今回の研究は誤り耐性量子計算に必要な論理状態(論理量子ビットとも言う)を一つの伝搬する光のパルスで生成しました。

    東京大学大学院 工学系研究科 物理工学専攻
    古澤 明
    アサバナントワリット

    https://www.science.org/doi/10.1126/science.adk7560

  • 【2/13(火)】大規模言語モデルの仕組みと翻訳新時代【アンコール講演】

    大規模言語モデル(LLM)の登場は多くの業界に衝撃を与えました。LLMによって翻訳作業をすることもできますが、現状のLLMは完璧ではありません。LLMの仕組みや特徴を知ることは、AIを上手に活用しながら共存していくための第一歩です。
    本Webinarでは、東京工業大学理工学院教授言語処理学会理事岡崎直観氏を迎え、自然言語処理技術やニューラル機械翻訳の基礎からLLMの仕組みまでを概観します。また、LLMの翻訳への利用事例を紹介しながら、翻訳におけるプロンプトエンジニアリング、LLMの得意・不得意、LLMの利用における注意点等について考察します。
    生成AIについて関心がある方、業務での活用について迷っている方にお勧めです。
    ※本講演は2023年12月13日に開催したWebinarの録画講演になります。

    開催概要

    日時:2023年12月13日(水) 11:00-12:00
    場所:Zoom Webinar (お申込みは下記)
    参加費:無料
    お申込URL:

    https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_Dw9UkLIJTXqr2kle8tOugQ

    こんな人におすすめです

    1.医薬業界で翻訳に携わる方
    2.医薬業界で業務効率を上げたい方
    3.ライフサイエンス分野の研究者
    4.生成AI(ChatGPTなど)にご興味のある方

    講師について

    岡崎 直観 氏
    東京工業大学 情報理工学院 教授
    東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了。博士(情報理工学)。
    東京大学大学院情報理工学系研究科・特任研究員、東北大学大学院情報科学研究科准教授を経て、2017年8月より現職。自然言語処理の研究に従事。平成28年度科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞、第15回船井学術賞、2016年度マイクロソフト情報学研究賞などを受賞。

    https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274229008/

    https://www.newtonpress.co.jp/book/other/AI_191115.html

    司会について

    早川 威士
    株式会社 アスカコーポレーション ML/NLPスペシャリスト
    機械翻訳を用いた翻訳システムの開発に従事。機械翻訳の精度評価や分野特化型モデルの構築にも取り組む。第18回AAMT長尾賞受賞。

    https://note.asca-co.com/n/n9e22fc312d16

    お申込み

    下記Zoomリンクよりお申込みください。

    https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_Dw9UkLIJTXqr2kle8tOugQ

    過去のWebinarの情報はこちらから。

    https://note.asca-co.com/m/mfc7ae1f55f29

  • Science Update 5 January, 2024

    サイエンス誌(Science)に掲載された日本人著者からの日本語タイトルとコメントを紹介します

    中脳-前頭皮質回路への光遺伝学的な刺激によって霊長類のリスクと報酬の意思決定バランスを調節
    Balancing risk-return decisions by manipulating the mesofrontal circuits in primates

    SCIENCE 22 December, 2023, Vol 383, Issue 6678

    報酬とリスクを獲得するバランスの制御に関わる霊長類の戦略的意思決定の脳神経回路機構を解明しました。マカクサルの意思決定を詳細に定量化し、計算論的神経科学の手法によって意思を解読し、さらに光遺伝学による神経回路操作により、意思嗜好性の調節に成功しました。

    京都大学大学院医学研究科 高次脳科学講座
    佐々木 亮

    https://www.science.org/doi/10.1126/science.adj6645

  • 招福の辰、仕事の基本

    「龍(辰)」は雲を呼び、天空に向かって舞い昇ることから、「立身出世」や「運気上昇」など、様々な願いがこめられ、尊ばれてきた。
    龍が口にくわえる矢には、災いを避け、清らかな一年でありますように、という願いが込められている。

    “新しい年が未来の幕開けになり、皆様にとってつつがない一年になることを願います。”

    さて、この辰の置物、道修町にある「少彦名神社」で入手した。そして、安全と平安、そしてASCAの発展をしっかりお祈りした。加えて、令和6年能登半島地震の被害を思い、ご冥福と一日も早い復旧もお願いした次第である。

    元旦夕方、日本海にある私の実家も大きく揺れ「令和6年能登半島地震が発生した。直後TVをつけるや、30年前の阪神大震災の記憶がフラッシュバックした。ビルが倒れ、大きな火災の映像を観て、緊張感だけでなく、恐怖さえ感じたのは私だけではないはずである。

    TV前の私は、全く無力で、北陸方面の知り合いの安否を確認するしかない。
    何もせず、ただ生きていていいのか、
    いや、何かせねば、与えられた命があるのだから、と。
    何ができるのか、何なら役に立つのか。
    私が30年ほど前、会社を起こそう、と思ったきっかけは阪神淡路大震災。まさにこんな想いが私を動かしたのだ。

    あれからほぼ30年、また大きな震災が正月に起こった。
    辰年だから登れ、と言うより、原点に戻れ、という声が聞こえてくる。
    ITやAIが進み、私たちの仕事は大きく変わってしまった。
    業務の効率は大きく向上したが、何となくできた気がするから恐ろしい。
    わかるはずも、できるはずはないのに。
    誰のために、何のために、自分は何ができるか、この問いは続けないといけない。
    足元を固めることで昇る未来は開ける。

    それでいいのか、そんな仕事の仕方でいいのか、本当にわかっているのか。
    ASCAも今年は30周年を迎える。
    仕事の基本の重要性を考えた年明けである。

    (文:石岡映子)

  • 令和6年能登半島地震へのお見舞い

    元旦早々、石川県能登地方を震源とする大規模な地震が発生しました。
    お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。
    また、被災者救済と被災地復興支援のためにご尽力されている方々に心より敬意を表します。

    被災地では余震が続き、多くの皆様が不自由な生活を強いられ、不安な日々を過ごされています。皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げるばかりです。

    株式会社アスカコーポレーション
    代表取締役社長
    石岡映子