投稿者: demo

  • ASCA Academy ライティング講座 第6期 リポート④

    ライティング講座第6期の10月&11月のリポートをお届けいたします!

    治験コース

    8回にわたりCTDを取り上げていた治験コースですが、8回目まででCTDは終了しました。
    CTDのみの受講生も、引き続き参加している受講生も、ぜひ一度復習をし、今後に役立ててほしいですね。

    9回目からはProtocolを取り上げています。
    テーマが変わるということで講義内容もがらりと変わるかと思いきや、そうではありませんでした。
    CTDの回は受講生に、関心のある疾患のための薬剤、その対象患者、評価指標を考えてもらっていました。
    この日はこれらをもとに、試験の骨子を各々に考えてもらいました。
    この骨子をもとに、Protocolの一部を実際に作成してもらう予定です。

    今後、10回目は引き続きProtocol、11回目と12回目はCSRを取り上げる予定です。

    論文コース

    9回目までは益田講師の担当で、論文・抄録執筆、図表作成、スライド・ポスター作成を取り上げてきました。
    第5期の際、図表作成やスライド・ポスター作成はきちんと学ぶ機会がなかなかないために役にたったという声が受講生から出ていましたが、今回も同じような意見をいただきました。
    今後ライターを目指す方には特に、役に立つ内容であったことを願っています。

    10回目からは趣旨を変えて、パブリケーションに関する内容を3回にわたり取り上げます。
    講師も変更となり、弊社の橘が講師を務めます。
    橘講師担当の初回はQCについて、今後、11回目は研究・出版倫理、12回目は論文投稿・学会登録をテーマに講義を行います。
    この10~12回目の講義で取り上げるテーマは、まとまった話を聞く機会があまりないようですが、ライターを目指す方、アカデミック分野のメディカルライティングに関わっている方にはぜひ知っておいてほしい内容ですので、お楽しみに!

    ライティング講座について

    https://note.asca-co.com/n/nfd9b60e2d71b

    お問合せ

    ASCAアカデミーライティング講座
    担当宛:writing_school@asca-co.com
    電話番号:06-6202-6272

    過去のリポート記事はこちらから

    https://note.asca-co.com/n/n5b50669de4d7

    https://note.asca-co.com/n/n74f7e9e2f32a

    https://note.asca-co.com/n/n037623697828

  • Science Update 1 December, 2023

    サイエンス誌(Science)に掲載された日本人著者からの日本語タイトルとコメントを紹介します

    Visualizing the DNA repair process by a photolyase at atomic resolution
    原子分解能で捉えたフォトリアーゼによるDNA修復過程の可視化

    SCIENCE 1 December, 2023, Vol 382, Issue 6674

    フォトリアーゼ(光回復酵素)は、紫外線曝露により生じるDNAピリミジン二量体損傷を修復する酵素です。この研究で、X線自由電子レーザー(XFEL)をプローブ光として利用し酵素と基質反応中間体の構造を時分割で捉え、DNA修復の反応機構を完全に解明しました。

    台湾中央研究院 生物化學研究所、理研SPring-8センター
    別所義隆

    https://www.science.org/doi/10.1126/science.add7795

  • 同時通訳が出来るのはなぜ?ワーキングメモリには限界あり

    12月1日放映の「チコちゃんに叱られる」で、“なぜ同時通訳ができる?”という質問に対して、立教大学異文化コミュニケーション学部教授の山田優先生がわかりやすく解説くださった。

    同時通訳ってなんでできるの?
    チコちゃんの答えは、「頭の中に入って来た情報をあっという間に消しちゃうから」。
    山田先生は、同時通訳時、脳に入ってきた情報を一時的に記憶しておくワーキングメモリがあるのだが、一時的に情報を置いておくスペースは一般的に4つほどといわれていて、なので同時通訳が出来るワーキングメモリは4つが限界で、それ以上は一度に記憶しておくことが難しいとされているのだと。

    そもそも記憶力は能力だと思っていたが、そうではない?
    同時通訳者であっても普通の人と変わらない容量で、スペースを増やすトレーニングなどやってはいないらしい。

    文法の違いで、最後まできっちり文章を聞いて吟味してからではないと正確には訳せないのだとしたらすぐにワーキングメモリがいっぱいになって、英語に追いつかなくなって同時通訳はできない。なので、ワーキングメモリがいっぱいなる前にとりあえず聞き取った範囲の英語を訳してさっさと忘れるという作業を同時通訳者は無意識に行っていることに。

    英語力が上達すればするほど長い文章を一気に理解する事ができるのだと。また、通訳者のレベルが上がると内容を映像化する技術を身につけている?長い文章を一つの映像として処理する事ができればワーキングメモリのスペースをさらに節約するとも。同時通訳者の集中力は想像以上だ。
    詳しくは、

    https://xn--h9jua5ezakf0c3qner030b.com/22688.html

    40年ほど前、私が初めて同時通訳のブースの様子を見た時に驚いた。通訳者は、資料でもらった原稿を終わるやいなや投げ捨てているのである。終わったときには部屋は紙の山である。苦労して集めた資料なのに、と思ったりもしたが、その集中力に感動した。
    会議が終わったら、次の仕事の準備に入っていて、さっきまでの仕事の内容はすっかり忘れているのだから驚いた。忘れないと次の情報が入らない、ときっぱり。

    翻訳も実はそうである。私が一緒に会社を始めた翻訳者の田村は、新しい仕事のために本一冊を読み、翻訳をしたら翻訳の中身は忘れるのだそう。確かに優秀な翻訳者は、そういえばそんな仕事もあった、程度である。もちろんリピートで対応すると、思い出すのも早いので効率はいいはずであるが。
    通訳者、翻訳者とも、プロの職人技は、次の情報を入れるために“忘れる”のである。

    私は、人の名前を思い出さないのは歳のせい、と思っていたが、どうもそうではない。メモリがいっぱいなのである。歳を重ねると、古い人や記憶を捨てられなくなっていくから新しい人や記憶が入らないのである。記憶の断捨離ができない?
    覚えたくない言い訳かもしれない。
    ただ、つまらないこともしつこく覚えているので、それはそれで皆には迷惑なのかも、と。

    (文:石岡映子)

  • 今年もやります忘年会!-パートナー様に1年の感謝を込めて-(オンライン・リアル開催)

    こんにちは!
    ソリューション事業部の村田です!

    今年1年は皆様にとってどんな1年だったでしょうか?

    ASCAでは、パートナー様に日頃の感謝を込めて、忘年会を今年も実施することとなりました!

    今年も、オンラインとリアルで実施します。

    普段はメールや電話などでしか会話することができないパートナーの方も多いので、この機会にぜひお話ができればと思っています!

    「Beyond the border -みんなで繋がるASCA忘年会-」

    外出や面会の規制も緩和されてきたこともあり、ASCAにとっては「繋がり」の大切さを一層強く感じる年でした。

    その意味を込めて、今年の忘年会のスローガンは
    「Beyond the border -みんなで繋がるASCA忘年会-」
    としました!

    忘年会のご案内

    オンライン忘年会:12月12日(火)11:00~13:00
    「機械翻訳と翻訳者のハッピーな共存を目指して」といった基調講演やパートナーの方々の実務に役立つような情報提供や情報交換の場を設ける予定です。今年も、素敵なピアノの生演奏会も実施します。

    なお、上記基調講演は、
    関西大学外国語学部教授 阪本章子先生にお願いしております!

    【阪本章子先生のご経歴】
    関西大学 外国語学部 教授(大阪外国語大学ドイツ語学科卒)

     日本とイギリスで社内翻訳者・フリーランス翻訳者として働いた後、イギリス・レスター大学で翻訳学の博士課程をおさめる。

    イギリス・ポーツマス大学で9年間勤めたあと、2022年より関西大学 外国語学部に着任。翻訳テクノロジーが翻訳者の労働環境や社会的ステータスに与える影響について研究している。

    関西大学 外国語学部・大学院外国語教育研究科  Akiko Sakamoto, PhD 阪本章子先生

    遠方の方も、子育て等で忙しい方も参加しやすいかとは思っています。
    ぜひお楽しみに!

    ランチ忘年会:12月19日(火)11:30~13:30
            12月21日(木)11:30~13:30
    この夏に、大阪、東京のオフィスのレイアウトを刷新しました!
    素敵なワーキングスペースを皆様にもご紹介します!

    ランチを食べながら、皆様と意見交換ができる場を設ける予定です。

    年末の節目に、改めて感謝を伝えるとともに、皆様とお会いできることを心より楽しみにしております!

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    ASCAでは定期的にパートナー様とのイベントを設けています。
    少しでも、気になる!という方は是非、下記リンクより申し込みください。

    https://asca-co.com/recruit/partner.html

  • Science Update 24 November, 2023

    サイエンス誌(Science)に掲載された日本人著者からの日本語タイトルとコメントを紹介します。

    An extremely energetic cosmic ray observed by a surface detector array
    地表検出器アレイにより極めて高いエネルギーの宇宙線を検出した

    SCIENCE 24 November, 2023, Vol 382, Issue 6673

    極高エネルギー宇宙線は、宇宙から降り注いでいる粒子の中でもっともエネルギーが高く、宇宙磁場で曲げられにくいことから、到来方向が発生源を指し示す「次世代天文学」として期待されています。今回、テレスコープアレイ実験の15年の運用の中で、史上最大級のエネルギーを持つ2.4垓電子ボルトの宇宙線の検出に成功しました。

    大阪公立大学大学院 理学研究科
    南部陽一郎物理学研究所
    藤井俊博

    https://www.science.org/doi/10.1126/science.abo5095

  • 【Webinar】大規模言語モデルの仕組みと翻訳新時代【12月13日(水) 】

    大規模言語モデル(LLM)の登場は多くの業界に衝撃を与えました。LLMによって翻訳作業をすることもできますが、現状のLLMは完璧ではありません。LLMの仕組みや特徴を知ることは、AIを上手に活用しながら共存していくための第一歩です。
    本Webinarでは、東京工業大学理工学院教授言語処理学会理事岡崎直観氏を迎え、自然言語処理技術やニューラル機械翻訳の基礎からLLMの仕組みまでを概観します。また、LLMの翻訳への利用事例を紹介しながら、翻訳におけるプロンプトエンジニアリング、LLMの得意・不得意、LLMの利用における注意点等について考察します。
    生成AIについて関心がある方、業務での活用について迷っている方にお勧めです。

    開催概要

    日時:2023年12月13日(水) 11:00-12:00
    場所:Zoom Webinar (お申込みは下記)
    参加費:無料
    お申込URL:

    https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_sudrgkORSk-F_Zgty526GA#/registration

    こんな人におすすめです

    1.医薬業界で翻訳に携わる方
    2.医薬業界で業務効率を上げたい方
    3.ライフサイエンス分野の研究者
    4.生成AI(ChatGPTなど)にご興味のある方

    講師について

    岡崎 直観 氏
    東京工業大学 情報理工学院 教授
    東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了。博士(情報理工学)。
    東京大学大学院情報理工学系研究科・特任研究員、東北大学大学院情報科学研究科准教授を経て、2017年8月より現職。自然言語処理の研究に従事。平成28年度科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞、第15回船井学術賞、2016年度マイクロソフト情報学研究賞などを受賞。

    https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274229008/

    https://www.newtonpress.co.jp/book/other/AI_191115.html

    司会について

    早川 威士
    株式会社 アスカコーポレーション ML/NLPスペシャリスト
    機械翻訳を用いた翻訳システムの開発に従事。機械翻訳の精度評価や分野特化型モデルの構築にも取り組む。第18回AAMT長尾賞受賞。

    https://note.asca-co.com/n/n9e22fc312d16

    お申込み

    下記Zoomリンクよりお申込みください。

    https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_sudrgkORSk-F_Zgty526GA#/registration

    過去のWebinarの情報はこちらから。

    https://note.asca-co.com/m/mfc7ae1f55f29

  • ChatGPTとAI翻訳の訳文はどこまで違う?【医薬業界にChatGPT翻訳は有用か?】

    10月24日(火)に開催しましたAIKO SciLingual Webinar「医薬業界にChatGPT翻訳は有用か?」の中でも紹介させていただきましたChatGPTとAI翻訳の訳文の比較について、本記事でも改めてご紹介させていただきます。

    https://note.asca-co.com/n/n81a8dddb3d1c

    治験実施計画書を翻訳してみる

    今回は、clinicaltrials.govから公開されている文章を引用し、各AI翻訳とChatGPTに翻訳させて、比較してみようと思います。

    Protocol Title: A Randomized, Open-Label, Single-Dose, 2×2 Crossover Phase 1 Study to Evaluate the Bioequivalence of XXX-438 OD (Orally Disintegrating) 20 mg Tablet When Administered without Water (Study 1) or with Water (Study 2) and XXX-438 20 mg Tablet When Administered with Water in Japanese Healthy Volunteer Male Subjects

    clinicaltrials.gov( https://classic.clinicaltrials.gov/ProvidedDocs/93/NCT03808493/Prot_000.pdf

    従来のAI翻訳・機械翻訳で翻訳してみる

    上記の例文を、それぞれGoogle翻訳Microsoft翻訳DeepL、医学・医薬特化のAI翻訳「SciLingual」に翻訳させてみましょう。

    ご覧になられていかがでしょうか。医学・医薬に特化させたAI翻訳SciLingualの訳出は「Protocol Title: 」を「治験実施計画書の標題: 」というように訳しており、専門分野に特化させた学習がされているので細かなところまで翻訳できているのではないでしょうか。

    AI翻訳とChatGPTの翻訳文を比較する

    では、続いてGoogle翻訳、医学・医薬特化のSciLingual、ChatGPT 3.5と4で訳文を比較してみましょう。

    GPT-3とGPT-4へのプロンプト(指示)は「以下の文章を日本語に翻訳してください」のみですので、もしかしたらプロンプトをもっと工夫すればより翻訳精度は向上するのかもしれません。
    しかし、ここで一つ大きな問題が出てきます。
    それは、プロンプトを工夫しようとすると、それだけChatGPTの操作に手間がかかってしまうということです。

    翻訳をするのに効率的なツールとは

    AI翻訳ツールとChatGPT、どちらが「翻訳」という作業をする上で、より効率的なのでしょうか。
    Weibinar「医薬業界にChatGPT翻訳は有用か?」の結論としては、現時点では翻訳に特化して開発されている従来のAI翻訳を使って翻訳をすることが一番効率的だというものでした。AI翻訳の翻訳速度はChatGPTよりも格段に速いです。

    ChatGPTは1文字1文字の応答となり、結果が返ってくるまでに時間がかかる

    特に、ボリュームのある文章を原文に過不足なく正確に翻訳することが求められる医薬文書では、AI翻訳とChatGPTを比較するとAI翻訳の方に軍配が上がるのかもしれません。
    用語登録機能などの有無も、大きなポイントとなってくるでしょう。

    では、ChatGPTを医薬業界の翻訳で活かすには、どのようにすれば良いのでしょうか。

    都度、翻訳の修正指示ができる強み

    ChatGPTの強みはどこでしょうか。一番の強みは、リアルタイムでやり取りができるところにあります。
    普段翻訳会社などに翻訳を依頼するときには、例えば「この用語集を参考にしてください」「○○を△△に修正してください」という指示を出すことがあるかと思います。ChatGPTでは、翻訳会社に対して、あるいは翻訳者に対してするのと同様の指示を行うことができます。
    そういった点をWebinar内では「ChatGPTは本当の翻訳ができる」という形で表現しました。

    上記は、マーケティング文書をGoogle翻訳、SciLingual、ChatGPT-4に翻訳させたものを比較したものです。
    場合によってはわかりやすくするために補足が必要なマーケティング文書において、都度修正の指示を行えるChatGPTによる翻訳は、もしかしたら適しているのかもしれません。

    AIで翻訳をする上で重要なこと

    これまでAI翻訳とChatGPTの翻訳を比較してきました。
    AI翻訳は大量の文字数を含む文書の翻訳に有効で、更に専門分野に特化する形でドメインアダプテーション(学習)させたAI翻訳が治験実施計画書などの専門文書の翻訳に有効ではあるものの、マーケティング文書などにはChatGPTの翻訳が活用できそうなことがお分かりいただけたかと思います。

    つまり、AI翻訳を使って翻訳をする上で重要なことは、翻訳する文章や用途に合わせて使用する各AI翻訳の訳出を比較して、吟味し、「いいとこどり」をすることが重要だと言えます。

    同じ英文でも、AI翻訳エンジンによって翻訳が微妙に異なる。

    結論は

    1つのAI翻訳にとらわれることなく、複数のAI翻訳を比較して翻訳をすることで、選択肢が広がって、スピードアップにつながるということが大事だと言えるでしょう。これまでGoogle翻訳やMicrosoft翻訳、DeepLやSciLingualなど複数のAI翻訳を比較していた中のひとつとして、これからは新たにChatGPTを加えるという使い方をすることが一番かしこい使い方であると言えます。
    ただ現状、AI翻訳もChatGPTも完璧なものではないので、最後には「人によるチェック」が必要です。

    弊社では従来の人の手による医薬分野専門の翻訳に加え、医学・医薬特化のAI翻訳プラットフォーム「AIKO SciLingual」の提供、加えてAIKO SciLingualから生成された翻訳結果のポストエディットサービスも承ります。
    ご興味があればぜひお問い合わせください。

    https://www.asca-co.com/special/aiko/

    https://www.asca-co.com/contact/index.html

    ASCAのAI翻訳に関する取り組みは下記

    https://note.asca-co.com/m/m750a0ed88ad7

  • 10数年ぶりに復帰できる会社です! -ASCA新入社員紹介 –

    初めまして、11月に入社しましたR.Igarashiです。
    以前にもASCAで働いており、10数年ぶりに戻ってきた新入社員です。
     
    美味しいもの食べること、音楽、スポーツ(運動音痴なのでもっぱら観戦)が好きです。

    >なぜまたASCAに?

    前職のコロナ罹患者の健康相談窓口には、体調相談と併せて、処方薬や抗ウイルス薬などに関する相談が数多く寄せられていました。

    薬の服用や副作用への心配がある一方で、特に抗ウイウルス薬の処方を熱烈に希望される声も多くあり、医薬品の重要性と報道を含めて正しい情報の提供が大事であると感じました。

    感染者数が落ち着いてきた時に、間接的にでも、医薬品の開発や情報発信に関われる可能性がある仕事をしたいと思い、再びASCAの扉をノックしました。

    >入って感じたこと

    翻訳コーディネーターが「PM」とカッコいい名前になって、以前と比べ役割や業務手順は大きく変わっています。

    翻訳ツールの利用や情報セキュリティの強化から、プロセスの効率化と、逆に少し複雑になったところはありますが、翻訳の本質は変わっていないと思います。

    ヒアリングから翻訳者・校正者の選定、文書管理など一連の業務一つ一つが重要であり、クライアントの求める品質や条件で成果物を提供することが、最低限の業務だと改めて感じます。

    若く優秀な多くの社員の中、私は今のところ日々右往左往しているところです。

    >1年後はどうなっているでしょう?

    なんでも来い!と、どんな文書にもバリバリ対応できている…ことを目指します。どうなっているか未知ですが、1年後が自分でも楽しみです。

    柔軟で丁寧な対応で、ASCAに頼んでよかった!と思っていただけるような仕事をしていきたいです。

    一緒に成長できる社員を大募集しています。
    私たちASCAは、医薬・ライフサイエンス分野における、Total Solution Provider No. 1を目指しています。その実現に向けて、広くさまざまな経験やバックグラウンドを持った人材と働きたいと考えています。

    https://www.asca-co.com/recruit/index.html

  • 営業の経験を活かした翻訳コーディネーションの実現へ -ASCA新入社員紹介-

    株式会社アスカコーポレーション(以下、ASCA)の社員紹介の記事の第3弾です。
    ASCA社員は個性豊かです。是非、最後までご覧いただけましたら幸いです!

    それでは、自己紹介をお願いいたします。

    初めまして。9月にASCAに入社したK.Murataと申します。

    プライベートでは楽器演奏が好きで、ギターの弾き語りや作曲もします。
    なんだかとってもミーハーですが、カレーが好きです。
    あと保護猫を飼っており、朝はにゃあにゃあゴハンを求めてきます。

    ASCAに入社した理由は何ですか?

    大きな理由は、やっぱり翻訳に関わりたい!という想いがあったこと、そして医薬翻訳に対するASCAの想いに惹かれたからです。

    特に学生時代には翻訳家を志したことがありました。
    社会に出てからは語学から離れた仕事に就いたため、かつて抱いていた想いも薄れていましたが、改めて語学に携わる仕事がしたいと思い立ちました。

    HPにも謳われている「コトバも、医療技術と考える」という言葉には、僕自身、翻訳の存在価値を改めて考えさせられました。
    そんな想いを、共に描いていきたいと思い入社を決めました!

    入社してから感じたことは何ですか?

    知識が乏しい中での入社だったので、扱う文書がどのような場面で使われるのか、ASCAがどういった役割を担うのかを理解するのに苦戦しました。

    ただ、それ以上に新しい分野に踏み込むことが非常に刺激的であり、学ぶことがこれほど面白いのだということを、この歳にして再認識しました。

    先輩方のお話を聞くと、これから世界にでていく薬や医療技術に貢献することに非常にやりがいを感じられております。
    一日も早く社会のための仕事ができるように、僕自身も頑張りたいと思います!

    今後、ASCAでやっていきたいことは何でしょうか

    まずは一日も早く独り立ちしたいです。
    その後の目標としては、世界中のクライアントとお仕事ができるよう、これまでの営業職で培ってきた強み(ヒアリング力、提案力)を活かして信頼を置かれるような仕事をしていきたいと思います!

    一緒に成長できる社員を大募集しています。
    私たちASCAは、医薬・ライフサイエンス分野における、Total Solution Provider No. 1を目指しています。その実現に向けて、広くさまざまな経験やバックグラウンドを持った人材と働きたいと考えています。

    https://www.asca-co.com/recruit/index.html

  • 【ルポ】オンライン DE 翻訳祭

    こんにちは!
    先ほどこちらにも翻訳祭の記事を投稿したコーディネーターのMです。
    昨日幕を閉じた第32回翻訳祭。

    https://note.asca-co.com/n/n987f4afe43a7

    オンラインセミナーにも参加してみましたので、その内容をご紹介します。
    ちなみに先ほどそのセミナーを聴講し終えたばかり。
    内容は翻訳者の方向けだったので、翻訳者の方の普段を垣間見たようなセミナーでした。

    ツールで仕事を楽にしよう

    プレゼンター:
    実務翻訳者 朱宮玲奈
    実務翻訳者 松浦悦子
    実務翻訳者 松本佳月

    【概要】

    翻訳者が活用するツールには、翻訳支援ツール、辞書ツールもあるけれど、
    翻訳に直接関係するものばかりではない。
    家事の効率化、財務の管理ツール、デスク周りのグッズなどなど…。
    座談会形式でおすすめを紹介したり、アンケート結果について言及していく。

    【感想】

    思わず「ツール」という言葉から「きっと効率化に関する何かを掴めるかも」と
    聴講しましたが、良い意味で期待を裏切られました。
    翻訳家として活動を支える様々なツール(道具や工夫)を紹介するトークを通して、
    ぽつぽつと出てくる本音のような意見が身近に感じたとともに、
    それではコーディネーターとして何ができるかを考えさせられまたセミナーでした。

    文:M