投稿者: demo

  • 【Webinar】医薬業界にChatGPT翻訳は有用か?【10月24日(火) 】

    生成AIの一つであるChatGPTが翻訳業界でも注目されています。一方、医薬業界では、専門用語やさまざまな規制の理解を含む精度が求められ、「ChatGPTでは高精度の翻訳が難しいのではないか」という意見もあります。
    本セミナーでは、『ChatGPT翻訳術』著者の山田優教授を迎え、ChatGPTが翻訳業務にどのような影響を与え、貢献できるのかを解説。ChatGPTの活用について迷っている方にお勧めです。

    開催概要

    日時:2023年10月24日(火) 13:30-14:30
    場所:Zoom Webinar (お申込みは下記)
    参加費:無料
    お申込URL:

    https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_J6O4BbSmR1KnyCi6dnM4gw#/registration

    こんな人におすすめです

    1.医薬業界で翻訳に携わる方
    2.医薬業界で業務効率を上げたい方
    3.ライフサイエンス分野の研究者
    4.その他

    講師について

    山田 優 氏
    立教大学 異文化コミュニケーション学部 教授
    東京都出身。米国ウエストバージニア大学大学院修士(言語学)。立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科 博士(異文化コミュニケーション学/翻訳通訳学)。著書に『自動翻訳大全』『ChatGPT翻訳術』。また、2022年9月には『MTユーザーガイド』を一般社団法人アジア太平洋機械翻訳協会(AAMT)にて発表。

    https://book.alc.co.jp/book/b10038198.html

    司会について

    早川 威士
    株式会社 アスカコーポレーション ML/NLPスペシャリスト
    機械翻訳を用いた翻訳システムの開発に従事。機械翻訳の精度評価や分野特化型モデルの構築にも取り組む。第18回AAMT長尾賞受賞。

    https://note.asca-co.com/n/n9e22fc312d16

    お申込み

    下記Zoomリンクよりお申込みください。

    https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_J6O4BbSmR1KnyCi6dnM4gw#/registration

  • Science Update 15 September, 2023

    サイエンス誌(Science)に掲載された日本人著者からの日本語タイトルとコメントを紹介します。

    Presynaptic Ube3a E3 ligase promotes synapse elimination through down-regulation of BMP signaling
    シナプス前に存在するE3リガーゼ:Ube3aはBMPを介したシグナル伝達を抑制することによりシナプス除去を促進する

    SCIENCE 15 September, 2023, Vol 381, Issue 6663

    ユビキチンE3リガーゼであるUbe3aは、アンジェルマン症候群の原因因子として知られていますが、その生理機能は十分に理解されていませんでした。今回の研究では、Ube3aがキネシンモーター依存的にシナプス前部に輸送されて、シナプス前部のBMP受容体分解を介してシナプス除去を誘導することを発見しました。

    東京大学大学院 理学系研究科
    榎本 和生

    https://www.science.org/doi/full/10.1126/science.ade8978

  • インターンシップを振り返って

    こんにちは。
    インターンシップ事務局の秋山です。

    9月8日をもちまして、立教大学異文化コミュニケーション学部の学生2名を受け入れるインターンシップが無事終了しました。

    弊社では、初めてのインターンシップの受け入れでしたが、「楽しく充実したインターンシップであった。」と、インターン生から嬉しいお言葉を頂きました。その一方で、「毎朝9時前の出社に合わせて早起きするのが辛かった。」と、社会人の大変さも体感していただきました(笑)

    インターンシップを振り返って

    初日の朝9時には、「新人勉強会」へ参加し、普段は読まないであろう新聞記事について、考えさせられていました。そもそも今時新聞?と思ったであろうZ世代のお二人ですが、新聞を読み解く読解力、自分の考えを伝える話術などを少しは身に着けていただけたかなと思います。気が付けば合計4回も参加し、そのうち1回は自分で新聞記事を選び、発表までも行っていました!
    インターンシップ期間は、弊社社員に講師を協力のもと、会社説明、製薬業界、翻訳業界など企業に関する講義や、機械翻訳、メディカルライティング、医薬に特化した翻訳会社が取り扱う文書の種類など、翻訳会社らしい内容まで幅広く学んでもらいました。
    実習も多く取り入れ、QC作業の一部である、誤訳や訳抜け探しの課題では、ジーっと原稿を見比べて一字一句確認する姿はとても頼もしく感じました。「誤訳、訳抜け探しは楽しかった。」と仰っていたので、事務局側も原稿を用意した甲斐がありました!

    大阪・東京支店合同のランチ会

    初日と最終日前日には、ランチ会を開き、弊社社員との交流の場を作ることができました。年齢は大きく離れていても、しっかりと礼儀正しく受け答えのできる学生さんたちでした。東京支店は、お二人が来てくれたおかげでとても華やかで明るい雰囲気でした!

    インターンシップの感想

    合計8日間という短い期間でしたが、インターン生にとってチャレンジングでありながらも、翻訳に関する知識も増え、将来に役立つ社会的立場を学んでいただけたインターンシップになったのではないかと思います。初日は、ものすごく緊張をしていたお二人ですが、2週目からはすっかり会社にも慣れ、「緊張している?」と聞くと、「全然してません!」と元気よく答えたお二人でした。

    私たちインターンシップ事務局も、準備不足であった面もありましたが、インターン生のお二人には忍耐強く、礼儀正しく活動いただき、とても感謝しております。
    この度は、インターンシップにご参加いただき、ありがとうございました。準備、当日にご協力いただきました社員の皆様もありがとうございました。

    https://www.asca-co.com/recruit/index.html

    http://icc.rikkyo.ac.jp/

  • MT Summit 2023 ルポ

    2023年9月4日~9月8日までの5日間、中国・マカオで開催されたMachine Translation Summit(以下MT Summit)という機械翻訳の国際会議にASCAから4名のメンバーで参加して来ました。

    今回は現地での様子をお届けしたいと思います!

    MT Summitとは

    MT Summitとは「国際機械翻訳協会 (IAMT)」が主催する国際会議です。

    IAMTには下部組織として一般社団法人アジア太平洋機械翻訳協会(AAMT)」やアメリカ機械翻訳協会 (AMTA)、ヨーロッパ機械翻訳協会 (EAMT)があり、アジア太平洋・ヨーロッパ・アメリカの順番で国際会議を2年ごとに開催して、グローバルな交流を図っている協会です。

    今回のMT SUMMIT 2023はAAMTが中心となって開催され、機械翻訳の研究に携わる大学教授や研究者・学生の皆様、翻訳や教育関連の民間企業が一堂に会し活発な意見交換がされていました。

    サミットの内容

    今回のMT Summitの内容としては、ひとりのスピーカーによるプレゼンテーションと複数のパネリストによるオープンディベート・ポスターセッションで構成されていました。

    MT Summit 2023の会場となったStudio City Macau

    各セッションの後には質疑応答の時間も設けられており、世界各国の参加者が熱心に質問や感想を共有されている様子が印象的でした!

    プレゼンテーションでは、機械翻訳とChat GPTをはじめとする「大規模言語モデル」の活用や、機械翻訳に必要なデータが少ない「低資源言語」(マイナー言語)に対するアプローチなど最新の研究内容に触れることができました。

    ASCAの機械翻訳への取り組みについての資料や、Scienceの日本人冊子などを配布しました。

    技術的な話だけでなく、翻訳者の方々がもつ機械翻訳の進歩に対する不安や人手翻訳と機械翻訳の共存に関するお話もありました。
    「翻訳の品質をきちんと理解すること」「テクノロジーに依存し過ぎず人間らしさとのバランスをとる」など人手翻訳にしかできないことが議論され、
    ASCAでお世話になっている翻訳者さんへの感謝の気持ちを改めて感じました!

    またプロジェクトマネージャーというお仕事の中で、クライアントの皆様・ご登録いただいているパートナーの皆様にどのように貢献できるかを
    改めて考える貴重な機会となりました。

    各国の関係者との交流

    現地では、国内外問わず翻訳や英語教育関連の様々な民間企業の方々・大学関係者の方々と交流できました!

    セッションの合間に休憩時間としてコーヒーブレイクの時間が設けられていて、ホテルの豪華なお菓子やお茶と共に、現地マカオやミャンマー・アメリカやチェコなど各国の参加者のみなさんとお話する機会がありました。

    ASCAの事業内容を説明したり、「何かお役に立てれば」と積極的に関連するサービスのご説明をいただいたりと貴重な交流の機会となりました。

    歓迎会・晩餐会等でも豪華なカクテルやディナーが振る舞われ、中国・マカオならではのおもてなしを感じることができました!

    今回初めてMT Summit参加の機会をもらい、機械翻訳というひとつのテーマを世界各国で考える前向きな雰囲気に刺激をもらうことができました。
    今日から新たな気持ちで日々のお仕事に取り組みたいと思います!

    文:M・U

  • 第32回JTF翻訳祭2023のゴールドスポンサーを務めます!

    株式会社アスカコーポレーションは、2023年10月27日(金)、11月8日(水)から11月15日(水)にかけて、東京都とオンラインで開催される「第32回JTF翻訳祭2023」のゴールドスポンサーを務めます。

    開催概要

    開催日時
     対面開催:2023年10月27日(金)
     オンライン開催:2023年11月8日(水)から11月15日(水)
    会 場:JPタワーホール&カンファレンス
    主 催:一般社団法人 日本翻訳連盟(JTF)

    第32回翻訳祭2023サイト

    https://www.32jtffestival2023.com/

    一般社団法人 日本翻訳連盟(JTF)サイト

    https://www.jtf.jp/

  • 「ChatGPT翻訳術 新AI時代の超英語スキルブック」で考える

    「ChatGPT翻訳術 新AI時代の超英語スキルブック」がアルクから出版された。著者は立教大学教授の山田優先生。ChatGPTは、通常の翻訳機能を超越した、新次元の対話型翻訳ツールであり、指示するだけで柔軟、かつきめ細やかに対応してくれる、自分だけの、まさにその場、その場に会った翻訳が可能になった、と冒頭が始まる。AI翻訳の進化を踏まえ、ChatGPTを使った翻訳術が実戦形式でわかりやすく書かれている。
    「AIと英語学習の未来予測」の項では、AI時代に英語を学ぶ必要はあるのあるのか、学習のスタイルを変化させるのか、翻訳の仕事を変えるのか、人間は何をすべきか、の問いに興味深く回答いただいている。
    社内翻訳者、産業翻訳者、翻訳会社経営の経歴を持つ山田先生だからこその説得力である。
    対象読者は、
    l   英語コンプレックスを克服したい人
    l   ビジネスで英語の発信が求められる社会人
    l   英語でレポートや論文作成が必要な学生
    l   英語や外国語の教員
    l   翻訳者・通訳者
    と紹介されているが、多分、世界と仕事する人すべてが対象かと。

    日本語で何と訳されるか、英語でどう書くのか、という今までの機械翻訳の使い方でなく、どんなふうに伝えたら読み手に伝わるか、わかりにくい資料をどう整理したら伝わるか、など、ChatGPTは何でも知っている賢い先生なのである。

    1990年代、インターネットの登場
    1995年、ASCAを大阪に設立した年にWindows 95が日本に上陸、日本中だけでなく世界と一気につながった。
    2016年、Googleショック以降、AIが翻訳のプロセスを大きく変えた。
    2023年、ChatGPTの一般公開
    翻訳だけでなく、社会が、ビジネスが、それらすべての常識が過去のものになる、そんな時代の到来にワクワクするのは山田先生だけでない。
    賢く仕事したい、と思う人には必読の書である。

    アルク社の本の紹介 

    https://www.alc.co.jp/entry/7023020

  • Science Café 第1回~25回アーカイブ

    こちらから(株式会社アスカコーポレーションHPにリンクします)

    https://www.asca-co.com/blog/science/

  • ASCA Academy ライティング講座 第6期リポート②

    ライティング講座第6期の8月のリポートをお届けします。

    治験コース

    8月は第1回に続きCTD(コモン•テクニカル•ドキュメント)をテーマに、第2回と第3回の講義が行われました。CTDの骨子を考えるために、7月に各受講生が考えた製剤について、さらに掘り下げていきます。

    第2回では、その製剤にどんなニーズがあり何を求められているか、剤形はどうするのがよいかについて、また第3回では薬物動態特性について考えました。
    薬物動態とは、その薬品が体内でどのように吸収され、どのように排出されるか、その期間などを示したものです。

    こういった製剤の特徴を考えていくことで、CTDに具体的に何を書いていくかを考えていきます。 

    今回も、指名された方の発表が終わると、早速質問が飛び出しました。かなり専門的な知識をお持ちの方も多く、質疑応答を重ねるごとに皆様の頭の中のCTDが少しずつ具体的になっていくようでした。

    次回も引き続き、CTDを取り上げる予定です。 

    論文コース

    第3回の論文コースの課題は、チェックリストを使いながら、論文のどこに何が記載されているかを確認するというものでした。このチェックリストは、研究者自身が、論文に必要事項が全て含まれているかを確認するためのものなのですが、今回はすでに発表されている論文をもとに、受講生の皆様にページ数を埋めていってもらいました。

    「他人が書いた論文の中から情報を拾うということは、なかなか難しく、課題に手こずりました」との声もありました。しかし、論文の内容から要点を見つけ出し、発表用にまとめるといったこともメディカルライターの仕事のひとつですので、こういった訓練を重ねていくことで、少しでも実際のお仕事に繋げていただければと思います。

    第4回の講義はパワーポイントを使用した表の作成方法の解説でした。

    表や図の作成は、論文や論文関連資料の作成には必要不可欠ですが、そのテクニックを学ぶ場所はあまり無いようで、以前から好評なテーマのひとつです。

    講義本編が終わった後には、放課後タイムという時間を設けています。

    講義内では聞きづらかったことや、「メディカルライターになるには」などのざっくばらんなお話も。業界の裏話も少し聞けるかも? なこの時間を楽しみにしてくださっている受講生の方もいるのではと想像したりもします。

    次回の第5回では表に引き続き図の作成方法がテーマとなる予定です。

     その他情報

    担当講師や第1~5期までの詳細などは、以下のリンク先からご確認ください。

    https://note.asca-co.com/n/nfd9b60e2d71b

  • クリエイティブな空間でイノベイティブな発想を:事務所をリフォームしました!

    ASCAの本社および東京事務所のリフォームが終わり、今日から新しいレイアウトで業務が始まった。
    コンセプトは、“creativeな空間でinnovativeな発想を”。5月から動いてきた「オフィス改善」プロジェクトのメンバーが考えてくれた。
    きっかけは、コロナも収まり、出社する人が増えるものの、全員が出社することを前提にしたレイアウトのママだったので、もう少し快適な空間ができないか、と。
    もともと本社はフリーアドレスだったが、今回は完璧フリーアドレス仕様、ノートPC1台でどこでも仕事できる。
    PCの一斉ワイヤレスが実現したことで、ケーブルに振り回されることがなくなったし、足元、机の上がすっきりした。
    今回全ての机を入れ替えたが、本社の机は5角形である。どんな風にも組み合わせることができる。リラックススペースも大きく、使いやすくなった。

    段ボールの山が片付くにはまだ少し時間がかかりそう。
    10月には片付くと思うので、是非クリエイティブで、イノベイティブなスタッフと事務所を見に来てほしい。

  • MT Summit 2023に参加しています

    アスカコーポレーションはMT Summit 2023のゴールドスポンサーを務めております。

    https://note.asca-co.com/n/nc53968017fde

    また、現地にもASCAのメンバーが参加し、スポンサーブースでは資料の配布なども行っております。
    是非、MT Summit 2023にお立ち寄りの際はASCAのブースにお越しください!