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  • 第32回翻訳祭@丸の内 ルポ

    2023年の第32回翻訳祭は、2019年以来久しぶりの現地開催となりました!
    このnoteでは、翻訳祭の現地日程(10月27日)のルポを行います!

    翻訳祭って何だ?

    翻訳祭について、翻訳祭のHPでは下記のように紹介されています。

    JTF翻訳祭はユネスコが9⽉30⽇を「世界翻訳の⽇」と定めたことを祝う記念⾏事として1989年に始まりました。
    2017年5⽉に国連総会でこの⽇を正式に「国際翻訳デー」とすることが決議されたことを受け、JTFは9⽉30⽇を「翻訳の⽇」と定め、2019年5⽉には(⼀社)⽇本記念⽇協会から正式に認定を受けました。
    JTF翻訳祭は、翻訳者・通訳者、翻訳・通訳会社、クライアント企業、ツールベンダー、機械翻訳の研究者・技術者のための国内最⼤規模の翻訳・通訳イベントです。

    概要 | ​第32回JTF翻訳祭2023 (32jtffestival2023.com)

    4年ぶりの現地開催

    今年で32回目の開催を迎えた翻訳祭ですが、2019年のパシフィコ横浜での開催を最後に、新型コロナ感染症の流行もあってしばらくオンラインのみでの開催が続いていました。

    そして、満を持して今回。東京丸の内で翻訳祭は4年ぶりの現地開催となったのです。

    現地開催ということもあり、ASCAもブースの出展を行いました!

    ASCAのブースの様子

    パーティーで翻訳業界・翻訳者の方々と交流

    セミナーの後にはパーティーの場が設けられ、普段は滅多にやり取りをすることが無いような翻訳業界の方々や、翻訳者の方々と親睦を深めることができました。
    4年ぶりの現地開催ということもあり、大いに盛り上がりました。

    第32回翻訳祭の会場となった東京丸の内のJPタワー

    オンライン開催もあります!

    第32回翻訳祭はオンライン開催(11月8日~11月15日)もあります。
    オンラインでの参加はまだできますので、是非ご参加ください!
    翻訳祭にオンライン参加の際には、ASCAの担当者との交流もできますので、是非お気軽にお声がけください!

    翻訳祭について

    https://www.32jtffestival2023.com/

    アスカコーポレーションについて

    https://www.asca-co.com/

  • 【終了しました】第36回 Science Café 発達・てんかん症脳症発症機構の解明に繋がる成果 ―― UFM1システムによるリボソーム品質管理の新たな仕組み ――

    Science Cafeの概要

    Science Café はScienceまたは姉妹誌に研究論文等投稿が掲載された日本研究者の方にZoom Webinarによるライブ配信にて講演して頂くイベントです。

    研究内容の解説に加え、研究にまつわるエピソード、社会に与える影響や提言を交えてお話して頂きます。Q&Aセッションも設けております。参加は無料です。

    日  時:2023年12月14日(木)14:00~14:40(予定)
    演  題:発達・てんかん症脳症発症機構の解明に繋がる成果
                   ―― UFM1システムによるリボソーム品質管理の新たな仕組み ――
    演  者:石村 亮輔 先生
         順天堂大学 医学部 生理学第二講座 助教

    概要
    膜タンパク質や分泌系タンパク質の大部分は、共翻訳的に小胞体へと配送されます。この配送に異常が生じると、細胞質でのタンパク質の凝集体形成が惹起されます。今回は、私たちはUFM1システムによる翻訳品質管理の新たな制御機構を解明しました。UFM1システムの異常は遺伝性小児脳症を引き起こすことが知られており、今回の発見はアンメット・メディカル・ニーズの高いUFM1病の治療法開発に貢献すると考えられます。

    掲載号:Science Advances 2023年8月18日号に掲載
    “Mechanistic insights into the roles of the UFM1 E3 ligase complex in ufmylation and ribosome-associated protein quality control”
    SCIENCE ADVANCES 18 Aug 2023, Vol 9, Issue 33 DOI: 10.1126/sciadv.adh3635

    【順天堂大学医学部生理学第二講座 HP】

    https://www.juntendo.ac.jp/graduate/laboratory/labo/kikan_saibou/

    【順天堂大学プレスリリース】

    https://www.juntendo.ac.jp/news/15257.html


    Sponsored by:Noster株式会社

    https://www.noster.inc/jp/


    Science Cafeのお申込み

    以下のURLよりお申込みください。

    https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_c3VC8rFAQh6OzFJZsytcBQ

    ご登録いただく際、名、姓の順での記載となっておりますのでご注意下さい。また、確認メールにおいて敬称が省略される場合がありますことを予めご了承ください。
    *定員になり次第、締め切りよりも前に締め切る場合がございますので、予めご了承ください。

    お問合せ先
    Science Japan Office  担当:ランベッリ律恵
    E-mail: science_cafe_japan@asca-co.com


    Science Update

    サイエンス誌(Science)に掲載された日本人著者からの日本語タイトルとコメントを紹介します。

    https://note.asca-co.com/m/m33eda82c3a71


    Science Japan Office

    Science Japan Officeからのお知らせを掲載します

    https://note.asca-co.com/m/m078ac111911e

  • Science Update 3 November, 2023

    サイエンス誌(Science)に掲載された日本人著者からの日本語タイトルとコメントを紹介します。

    Supermassive black hole feeding and feedback observed on sub-parsec scales
    1パーセク以下の構造で観察された超大質量ブラックホールの質量供給およびフィードバック

    SCIENCE 3 November, 2023, Vol 382, Issue 6670

    超大質量ブラックホールへ物質が流入する現場を1パーセクを切る極小領域で捉えることに初めて成功しました。また、その流量を定量評価し、さらには質量降着を駆動する物理機構をも明らかにした、ブラックホール進化研究の一つのマイルストーンになる成果です。

    国立天文台 泉 拓磨

    https://www.science.org/doi/full/10.1126/science.adf0569

  • Science Update 27 October, 2023

    サイエンス誌(Science)に掲載された日本人著者からの日本語タイトルとコメントを紹介します。

    Universal scaling of the dynamic BKT transition in quenched 2D Bose gases
    クエンチした2次元ボーズ気体における動的BKT転移の普遍スケーリング

    SCIENCE 27 October, 2023, Vol 382, Issue 6669

    本研究ではBerezinskii-Kosterlitz-Thouless転移点近傍での動的なパラメータ変化への応答を冷却原子実験を用いて調べ、高温相にクエンチした系の渦励起生成ダイナミクスのスケーリングが時間依存繰り込み群理論と整合することを確認しました。

    Clarendon Laboratory, University of Oxford
    角南 槙一

    https://www.science.org/doi/full/10.1126/science.abq6753

  • 地方創生を応援します!

    ASCAは、地方公共団体が行う地方創生の取組を支援するために、企業版ふるさと納税(地方創生応援税)に対して寄附をしました。地域再生計画の認定を受けた地方公共団体の数:46道府県1,564市町村(令和5年8月18日時点)の中から選んだのが以下の6か所です。地方の活力向上に貢献できれば幸いです。

    1)がん検診受診率の向上(早期発見)プロジェクト

    福岡県 | 小郡市

    2)新病院建設事業

    神奈川県 | 小田原市

    3)幕末の蘭方医「伊東玄朴記念館」整備プロジェクト

    佐賀県 | 神埼市

    4)「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」による地方創生推進プロジェクト

    新潟県 | 十日町市

    5)HANAZONO EXPOプロジェクト

    大阪府 | 東大阪市

    6)情報・交流・学びの拠点となる図書館プロデュース

    沖縄県 | 八重瀬町

    ASCAは、「何かを今より良くしたい」という熱い思いを持ち、未来につながるそれぞれのプロジェクトを応援します。

    https://www.chisou.go.jp/tiiki/tiikisaisei/kigyou_furusato.html

  • ASCA Academy ライティング講座 第6期 リポート③

    遅くなりましたが、ライティング講座第6期の9月のリポートをお届けします!

    治験コース

    9月の治験コースは、主にCTD(Common Technical Document)についての知見を深めるような内容でした!
    第4回講義では、臨床薬理試験について。第5回講義では、臨床薬理学的評価と有効性評価についてでした。

    放課後タイムでは、CTDに書かれている「容量調節」と「容量調整」の違いや、「モニタリングする」と「監視する」のニュアンスの違いなどについて、参加者から講師に質問がありました。
    CTDを作成する上での「少し気になるところ」についての疑問も解消されるような内容でした!

    論文コース

    9月の論文コースは、グラフや図の作り方についてを学べる内容でした!
    基礎編と応用編の2回にわけた講義内容は、実に見ごたえのあるものだったのではないでしょうか。

    講義の中では、どのようにすればグラフや図は見やすくなるのか、どういう操作をすればグラフや図を作成できるのかという説明のほかに、
    実際に論文作成で多く使用されているツールの紹介。そのツールを使用する上での注意点などの説明もあり、とても実務的な内容となっていました。

    ライティング講座について

    https://note.asca-co.com/n/nfd9b60e2d71b

    お問合せ

    ASCAアカデミーライティング講座
    担当宛:writing_school@asca-co.com
    電話番号:06-6202-6272

  • 【Webinar後記】ChatGPTは医薬翻訳に有用か?答えは?

    10月24日、立教大学教授の山田優先生を講師にお招きし、AIKO SciLingualセミナー「ChatGPTは医薬翻訳に有効か?」を開催した。

    https://note.asca-co.com/n/nae53612a11ee

    ChatGPTが機械翻訳と大きく違うところは、

    1. 目標言語に関する質問ができる

    2. 本当の翻訳ができる
      ことだ、というのがキーメッセージ。

    「私たちは同じ釜の飯を食った仲だ」という日本語の表現を英語話者の友人に伝えるのに、ある機械翻訳は「We all ate from the same pot」と訳した。表面的には訳されているように見えるが、意味として通じるのだろうか? それをChatGPTに質問すると、

    『「私たちは同じ釜の飯を食った仲だ」という表現は、日本語の特有の慣用句であり、直訳すると英語話者にその深い意味が完全には通じない可能性があります。この表現は、単に同じ食事を共有したという意味だけでなく、同じ経験や苦労を共有して、仲間意識や絆を深めたという意味も込められています。』

    『従って、「We all ate from the same pot」ではその精神的な側面まで表現しきれないかもしれません。もしこのフレーズを英語で表現するなら、”We’ve been through thick and thin together” や “We’ve shared the same hardships” といった表現が近いかもしれません。これらの表現は共に経験や苦労を共有し、絆を深めたことを意味しますので、言いたいことをより正確に伝えられるでしょう』と答えてくれる。

    従来のMTと違って、

    • 与えられた原文を訳すだけではなく、分析できる

    • 翻訳の目的、対象読者、ジャンル等を設定・共有できる
      のが強み。

      つまり翻訳の「メタ言語」的な部分である、モダリティ(言い方、流暢性)を指定すれば、読者対象、目的などを反映した翻訳をアウトプットしてくれるし、曖昧な係り受けや用語も使い分けて訳出してくれる。

    こんなプロンプトを書けば翻訳会社は不要になるかも。
    {次の英語の文書を日本語に翻訳するために、適切な指示を考えています。翻訳の目的と対象読者、分野、文書タイプを指定する必要があります。以下の英語を読んで、[目的]、[対象読者]、[分野]、[文書タイプ]を決定してください。}

    マーケティング文書はプロンプトを入れることでニーズに合った英語に仕上がるし、プレスも一般的な内容なら適切な英語が一瞬で上がってくる。
    残念ながら、申請資料に関しては用語の制約がありすぎて、さすがのChatGPTも今の状態では医薬にアダプテーションしたMTに軍配が上がる

    また、日英に比べて英日はまだまだということである。
    会社が使えというけどまだまだ質的には低く使えない。人間が妥協すべきか?という質問もあった。
    山田先生の回答は、妥協すべきではないが、そもそも日英は妥協しなくてもいいレベルかも、と。

    ChatGPTの精度はバージョンによって差があるのか、と質問については、即「Yes」。
    英語のデータがあまりに膨大で、かつ賢すぎて、日本語含む多言語が全く追いついていない、らしい。

    医薬翻訳に使えるか?という問いへの答えは…

    答えは、Yes、いや、文書によっては使えない?
    しかし効果的にプロンプトを駆使することで、多くの日英文書の翻訳の武器になる。
    使うべきである。学習にも使える。

    これからが楽しみなChatGPTの進化だ。

    (文:石岡)

    https://book.alc.co.jp/book/b10038198.html

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  • Science Update 6 October, 2023

    サイエンス誌(Science)に掲載された日本人著者からの日本語タイトルとコメントを紹介します。

    Transonic dislocation propagation in diamond
    ダイヤモンドにおける転位の遷音速伝播

    SCIENCE 6 October, 2023, Vol 382, Issue 6666

    ハイパワーレーザー駆動の衝撃波によりダイヤモンド中の転位が高速に伝播する様子を、理化学研究所SACLAのX線自由電子レーザーを用いてイメージング計測しました。結晶中の転位が、その結晶の横波の音速よりも速く伝播できることを初めて実験的に示しました。

    Stanford University, Department of Materials Science and Engineering
    片桐 健登

    Transonic dislocation propagation in diamond | Science

  • 【薬事日報掲載】ASCAの取り組みが掲載されました。

    株式会社アスカコーポレーション(以下、ASCA)の取り組みが2023年9月27日(水)発行の薬事日報にて掲載されました。

    下記URLより、薬事日報のWEBサイトで記事内容をご確認いただけます。

    記事タイトル:製薬企業との協働モデルで成果‐丁寧な対応で要望実現

    https://www.yakuji.co.jp/entry105590.html

    また、紙面をご希望の方は下記お問合せフォーム、もしくはメールアドレスにお問合せください。

    https://www.asca-co.com/contact/index.html

    branding@asca-co.com
    株式会社アスカコーポレーション note担当者 宛 

  • 【終了しました】第35回 Science Café アカデミア創薬実現の失敗からの逆襲 ― 新型コロナウイルス治療薬開発から学んだこと ―

    Science Cafeのご案内

    Science Café はScienceまたは姉妹誌に研究論文等投稿が掲載された日本研究者の方にZoom Webinarによるライブ配信にて講演して頂くイベントです。

    研究内容の解説に加え、研究にまつわるエピソード、社会に与える影響や提言を交えてお話して頂きます。Q&Aセッションも設けております。参加は無料です。

    日  時:2023年11月7日(火)14:00~14:40(予定)
    演  題:アカデミア創薬実現の失敗からの逆襲
         ― 新型コロナウイルス治療薬開発から学んだこと ―
    演  者:岡本 徹 先生
         順天堂大学大学院 医学研究科 微生物学 教授

    概要

    新型コロナウイルスのパンデミックが生じた2019年の年末から2020年の前半、日本では最初の緊急事態宣言が発令され、生活・経済・文化が大きく変わろうとしていた初夏のころ、私を含めて3名のおじさん研究者がインターネットを通じて知り合い、1度も直接会うことなく共同研究を開始しました。それが、COVID-19治療薬としてのレセプターデコイ開発研究です。残念ながら我々のレセプターデコイは社会実装には至りませんでしたが、ウイルス学のあり方、共同研究の多様性を学ぶきっかけとなりました。ウイルス学・分子生物学・蛋白質工学のトライアングルで進めてきた3年間の研究をご紹介したいと思います。

    掲載号:Science Translational Medicine 2023年8月30日号に掲載
    “An inhaled ACE2 decoy confers protection against SARS-CoV-2 infection in preclinical models”
    SCIENCE TRANSLATIONAL MEDICINE 30 August 2023, Vol 15, Issue 711 DOI: 10.1126/scitranslmed.adi2623

    【順天堂大学大学院医学研究科微生物学】

    https://virology-lab.juntendo.ac.jp/

    【Eurekalert! 論文紹介ビデオ】

    https://www.eurekalert.org/multimedia/996909


    Sponsored by:Noster株式会社

    https://www.noster.inc/jp/


    お申込み

    以下のURLよりお申込みください。

    https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_COTvC8ilRKeRM2D1Cl8WCg

    ご登録いただく際、名、姓の順での記載となっておりますのでご注意下さい。また、確認メールにおいて敬称が省略される場合がありますことを予めご了承ください。
    *定員になり次第、締め切りよりも前に締め切る場合がございますので、予めご了承ください。

    お問合せ先
    Science Japan Office  担当:ランベッリ律恵
    E-mail: science_cafe_japan@asca-co.com