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  • 治験文書ライティング、医学論文執筆の知識を深めませんか?※申込み受付を終了しました。

    ASCA Academy ライティング講座とは、
    株式会社アスカコーポレーション(以下、ASCA)が開催する、将来的に治験文書作成やメディカル分野の論文ライティングに携わることを目指している方、治験文書や論文投稿の際に必要な知識を深めたい方のために提供している学習の場です!

    第6期は、「医薬分野のアカデミック・ライティング」をテーマに、治験コースと論文コースを開講予定です。
    コース開講に先立ち、説明会を開催いたしますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。

    治験コース ※第6期治験コースは申込み受付を終了しました。

    治験コースでは、様々な治験文書(Protocol、CSR、CTD)の構造や記載すべき内容、並びにこれらの文書がどのように作成され、使用されるかを理解し、より実践的なライティングが可能となるようにすることを目指していきます。

    講義はすべてオンラインでおこない、世界中どこからでも受講いただけます。講師は、外資系製薬会社で複数のプロジェクトの臨床開発の経験を有し、現在でもCTDなどの治験文書や医薬品に関する様々な資料のライティングを行っている実務者が務め、現場の実践的な知識を皆様にお届けします。
    少人数制ですので、ぜひ現役ライターの講師と積極的に話し合い、実践的な知識を吸収してください。

    受講条件

    本コースは、実際に治験文書の作成を行うため、以下の(1)~(4)に当てはまる方の受講をお勧めいたします。
    (1) 治験文書に関する基本的な知識をもっている方(本コースではある程度知識をお持ちでいることを前提で講義を行います)
    (2) 以下の①または②に当てはまる方
    ①治験文書の作成や翻訳の経験が5年以上ある方
    ②治験コース(第1期~第4期)のいずれかを修了された方
    (3) オンライン講義に対応できるPC環境を整えられる方(カメラ、マイクセットなど含む)
    (4) 講師やほかの受講生と積極的に意見交換ができる方

    主な学習内容

    ・各文書の役割・構成
    ・各文書作成にあたって必要な知識・押さえておくべきポイント
    ・関連するガイドライン
    ・課題を通して、文書作成の実践および解説
    ※講義では講師より随時課題が提供されます。

    ※ご都合がつかない場合、録画受講も可能です。

    2023年7月開講~2023年12月末終了(予定) 第1・3水曜日14:00~15:30(1時間30分)

    受講料

    全12回で66,000円(税込)
    分割受講プランもあります!
    前半6回(Protocol、CSR) 税込35,000円
    後半6回(CTD)      税込35,000円


    論文コース※申込み受付を終了しました。

    論文コースでは、医薬分野のアカデミック・ライティング(論文・学会発表資料作成)の全体像を学ぶことができるよう、①論文・抄録執筆、②図表作成、③スライド・ポスター作成、④QC、⑤研究・出版倫理、⑥論文投稿・学会登録、からなる体系的なカリキュラムをご提供いたします。

    講義はすべてオンラインでおこない、世界中どこからでも受講いただけます。講師は、ASCAで日々ライティング業務に携わっている現役メディカルライター(元製薬会社研究開発職)および弊社シニアリンギスト(元学術出版社メディカルライター)が務め、現場の実践的な知識を皆様にお届けします。
    少人数制ですので、ぜひ現役ライターの講師と積極的に話し合い、実践的な知識を吸収してください。

    受講条件

    ・オンライン講義に対応できるPC環境を整えられる方(カメラ、マイクセットなど含む)
    ・講師やほかの受講生と積極的に意見交換ができる方

    主な学習内容

    ・論文の作成目的と基本構成
    ・英語論文を作成するために必要なスキル
    ・英語論文の各構成パートの実践的な作成方法
    ・図表の作成方法
    ・発表用ポスター、スライドの作成方法
    ・論文QCのポイント
    ・おさえておくべき研究・出版倫理
    ・英語論文の投稿から受理までの実践的なプロセス
    ・学会演題の登録方法

    ※ご都合がつかない場合、録画受講も可能です。

    2023年7月開講~2023年12月末終了(予定) 第2・4木曜日14:00~15:30(1時間30分)

    受講料

    全12回で66,000円(税込)
    分割受講プランもあります!
    1~9回(論文・学会資料作成) 税込52,000円
    10~12回(出版・研究倫理等) 税込18,000円


    ライティング講座応募について

    応募締め切り予定
    治験コース:申込み受付を終了しました。
    論文コース:申込み受付を終了しました。

    ・応募状況によっては、締め切りが変動する場合がございます。
    参加ご希望の方は下記フォームよりお申し込みください。
    ・お支払いは銀行振込み、クレジットカード支払い、コンビニ支払いをお選びいただけます。

    ※特別割引適用あり
    以下の①または②に当てはまる方は、10%割引にてご参加いただけます。
    ① アスカコーポレーションの登録翻訳者、ライター、チェッカー
    ② 第1期~第5期までの修了生
    ③ 大学生、大学院生

    https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=0iNI7BMbXkWt-LBbtvbjJoNySZe980dHlgl1E8hFaktUQVpTWlQ4SVpRV0I2RjQzNDRFOFEzRlFGMy4u


    説明会※申込み受付を終了しました。

    コースの開催に先立ちまして、担当講師陣より、講義の見どころや
    概要をご案内する説明会を開催
    いたします。
    ライティング講座にご興味がある方は是非ご参加ください!

    【開催日時】
    6月15日(木)14時半~15時半

    ※上記日程のご都合がつかない場合は、別途ご相談ください。

    ライティング講座 担当講師の紹介

    三宅義昭
    エムプラスオー代表。株式会社アスカコーポレーション 顧問。

    https://note.asca-co.com/n/n7475da603e08

    益田和義
    フリーランスメディカルライター。薬学博士(大阪大学)、工学修士(早稲田大学)。

    https://note.asca-co.com/n/nc99d49dd0071

    倉冨剛
    アスカコーポレーション ソリューション事業部3 部長・シニアメディカルライター。医学博士(東京大学)、理学修士(東京工業大学)、ISMPP Certified Medical Publication Professional™ (CMPP™)。

    https://note.asca-co.com/n/nee203a3614e6

    お申込み

    下記Formsよりお申込みください。

    https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=0iNI7BMbXkWt-LBbtvbjJoNySZe980dHlgl1E8hFaktUQ0xFM1M3TzBYSzlOUjRIRjJEN1EwSlEyQi4u


    その他 お問せ

    https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=0iNI7BMbXkWt-LBbtvbjJoNySZe980dHlgl1E8hFaktUOEYzWklPUkNRS0FNQTBNTERaWjBCRlI4RS4u

  • 【終了しました】第31回 Science Cafe 自己免疫疾患の新たな治療ターゲット:COMMD3/8複合体

    Science Cafeのご案内

    Science Café はScienceまたは姉妹誌に研究論文等投稿が掲載された日本研究者の方にZoom Webinarによるライブ配信にて講演して頂くイベントです。

    研究内容の解説に加え、研究にまつわるエピソード、社会に与える影響や提言を交えてお話して頂きます。Q&Aセッションも設けております。参加は無料です。

    日  時:2023年6月27日(火)14:00~14:40(予定)
    演  題:自己免疫疾患の新たな治療ターゲット:COMMD3/8複合体
    演  者:鈴木 一博 先生
                     -世界トップレベル研究拠点 大阪大学 免疫学フロンティア研究
                      センター (WPI-IFReC)免疫応答動態学研究室
                     -大阪大学 微生物病研究所 免疫応答動態分野(兼任)
                     -大阪大学 感染症総合教育研究拠点(兼任)

    概要

    COMMD3/8複合体は、我々によって同定された免疫制御因子であり、B細胞の移動と液性免疫応答の誘導を促進することが明らかになっている。しかし、自己免疫疾患の病態におけるCOMMD3/8複合体の役割は不明であった。今回我々は、代表的な自己免疫疾患である関節リウマチのマウスモデルを用いて、COMMD3/8複合体が自己免疫疾患の病態の悪化に関わることを見出した。さらに、抗炎症性の生薬の薬効成分であるセラストロールが、COMMD3/8複合体の機能を阻害することにより、自己免疫疾患の病態を改善することを突き止めた。本講演では、これらの知見を紹介するとともに、COMMD3/8複合体を標的とした自己免疫疾患の治療法開発の可能性について議論する。

    掲載号:Science Immunology 2023年3月31日号​
    “Celastrol suppresses humoral immune responses and autoimmunity by targeting the COMMD3/8 complex”
    SCIENCE IMMUNOLOGY, 31 Mar 2023, Vol 8, Issue 81 DOI: 10.1126/sciimmunol.adc9324

    大阪大学 免疫学フロンティア研究センター (WPI-IFReC)免疫応答動態学研究室HP

    https://ird.ifrec.osaka-u.ac.jp/

    お申込み

    以下のURLよりお申込みください。

    https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN__zyDLYbXSTiKqvPCpEfVFQ

    ご登録いただく際、名、姓の順での記載となっておりますのでご注意下さい。また、確認メールにおいて敬称が省略される場合がありますことを予めご了承ください。
    *定員になり次第、締め切りよりも前に締め切る場合がございますので、予めご了承ください。

    お問合せ先
    Science Japan Office  担当:ランベッリ律恵
    E-mail: science_cafe_japan@asca-co.com

  • 第18回(2023年)「AAMT長尾賞」を受賞しました

    この度、弊社アスカコーポレーションは、名誉ある「AAMT長尾賞」を、中外製薬株式会社 信頼性保証企画部 翻訳マネジメントの方々とともに受賞させていただいた。内容は、「医薬品開発業務を迅速化するための機械翻訳の協調的開発と運用」というタイトルで、医薬品開発業務のプロセスに機械翻訳(MT)技術を導入し、翻訳業務の迅速化を達成した事例である。

    https://www.aamt.info/news/nagao-2/

    “正確に、そして、より速く”、というミッションの元、いかに現場での翻訳速度を上げるかが課題であった。そこで、弊社の特化型MTエンジンに中外製薬様のデータを学習させ、中外製薬様だけで使うことで、スピードと精度を上げることに成功した。現場保有の翻訳メモリの学習に加え、品質水準の事前定義によるポストエディット基準の作成なども行い、中外製薬様が求めるスピードと品質が可能になった。さらなるスピードと正確性を追求しながら、年間数十本の新薬開発が進められる現場の作業効率に貢献したいと考えている。

    AAMT長尾賞は、一般社団法人アジア太平洋機械翻訳協会(AAMT)の初代会長の長尾真先生が日本国際賞を受賞され、同賞の賞金の一部をAAMTの活動に資するようにとAAMTにご寄付いただいたことから始まった名誉ある賞である。
    機械翻訳システムの実用化の促進および実用化のための研究開発に貢献した個人あるいはグループを表彰するもので、いわゆる学会の論文賞や発表とは異なり、機械翻訳システムを使った新しいサービスなどの貢献が対象となっている。

    弊社はあくまでもお客様のニーズに合わせてMT運用を組み入れたのであるが、“納期短縮”と言うだけでなく、MTを取り入れることで効果は出ないだろうか、過去のデータを効果的につけないだろうか、と一緒に取り組んでくださった中外製薬様の新規性、革新性を重視される姿勢の賜物である。

    またこのプロジェクトでは、多くの翻訳者、PMたちの日々改善の取り組みが大きなアクセルになっている。彼女たちの力が今回の受賞を後押しした。
    これからも、より早く、より正確に、を目指しながら日々チャレンジしていきたい。

    6月21日に開催されるAAMT定時社員総会で、受賞発表がある。是非参加して、私たちの取り組みを聞いてみてほしい。

    https://www.aamt.info/general-meeting/

    (石岡映子)

  • ASCA Academy ライティング講座

    ASCA Academy ライティング講座とは、
    株式会社アスカコーポレーション(以下、ASCA)が開催する、将来的に治験文書作成やメディカル分野の論文ライティングに携わることを目指している方、治験文書や論文投稿の際に必要な知識を深めたい方のために提供している学習の場です!

    ASCAは、医薬・サイエンス分野のライティング技術を学ぶASCA Academy ライティング講座を2020年1月から開講しており、主にCTDなどの治験文書を扱う「治験コース」と、論文(臨床・非臨床)を扱う「論文コース」の2つのコースをご用意しております。

    担当講師紹介

    下記の記事をご覧ください。

    https://note.asca-co.com/n/n7475da603e08

    https://note.asca-co.com/n/nc99d49dd0071

    最新情報

    最新情報については、下記のnoteマガジン内で随時更新されています。
    是非ご覧ください!

    https://note.asca-co.com/m/ma91e9958a03a

    お問合せ先

    https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=0iNI7BMbXkWt-LBbtvbjJoNySZe980dHlgl1E8hFaktUOEYzWklPUkNRS0FNQTBNTERaWjBCRlI4RS4u

    ASCA Academyライティング講座 事務局
    株式会社アスカコーポレーション
    担当:西澤、深野
    電話:06-6202-6272
    メール:writing_school@asca-co.com

    バックナンバー

    ASCA Academyライティング講座 第1期

    治験コース

    https://note.asca-co.com/n/n7a07447c84b6

    論文コース

    https://note.asca-co.com/n/n87e97ae3d49a

    ASCA Academyライティング講座 第2期

    治験コース

    https://note.asca-co.com/n/nf9ddac623aab

    論文コース

    https://note.asca-co.com/n/n800ed54c8ed2

    ASCA Academyライティング講座 第3期

    治験コース

    https://note.asca-co.com/n/ne4372781f5ed

    論文コース

    https://note.asca-co.com/n/n2126af26454b

    ASCA Academyライティング講座 第4期

    治験コース

    https://note.asca-co.com/n/nbdb362066ea1

    論文コース

    https://note.asca-co.com/n/nd303a33349f6

    ASCA Academyライティング講座 第5期

    論文コース

    https://note.asca-co.com/n/nc7db8bee904d

    ASCA Academyライティング講座 第6期

    治験コース

    https://note.asca-co.com/n/ndfa941256147

    論文コース

    https://note.asca-co.com/n/n3095cfd5578d

  • メディカルライティングにチャレンジしませんか?※第6期の申込み受付を終了しました。

    https://note.asca-co.com/n/nb721ef7ad485

    メディカルライティングと聞くと、英語での論文執筆や新薬申請のCTD作成など、とても難しく、特殊な仕事だと思っている人は多いかもしれない。
    そんな自分も、科学的な専門性を有し、海外に住んでいるライティングのプロでないと手を出せない仕事だと思っていた。
    ASCAもライティングの仕事を10年以上やってきて、決して特殊でも、手が出せない仕事ではないことがようやくわかった。

    “特殊”だと思っていた頃は、クレームの嵐。ベテランのプロライターが書いているのになぜ?と頭を抱えていた。原因は一つ、ライティングには、人とのコミュニケーションが何より重要であることが認識できていなかったのである。翻訳はオリジナル文書があるが、ライティングはオリジナル文書を作るので、何をどう書いてほしいのか、言葉にまとめるために、徹底的に聞き取り、ディスカッションしないといけないのである。自分よがりでなく、相手の立場に立って、また、読み手や審査する人の立場を考えて書くことが求められる仕事なのだ。

    ASCAは7月から「ASCA Academy 第6期ライティング講座」をスタートする。「治験コース」「論文コース」二本立てである。座学と演習を組み合わせ、将来の仕事につなげられるようにプログラムを組んでいる。文系、理系、という枠を超え、相手の立場に立って書く心構えとスキルを伝授する。

    「治験コース」の目的は、治験文書(Protocol、CSR、CTD)の構造や記載内容のみではなく、作成方法や使用方法を理解したうえで、これらの文書の作成に携われるようにすることで、ゴールはプロとして仲間に加わっていただくことである。
    具体的には、開発計画の策定から骨子の作成、CSRやCTDの作成を、座学と演習を交えながら進めていく。
    ※第6期治験コースは申込み受付を終了しました。

    https://note.asca-co.com/n/ndfa941256147

    「論文コース」の目的は、
    1.        英語論文を読解し、要点をおさえた解説資料を作成できる、
    2.        臨床に関する英語論文 (抄録・図表を含む) を作成できる
    3.        学会発表用ポスター/スライド作成のポイントを理解し、作成できる
    4.        QCのポイントを理解する
    5.        学術論文の出版倫理について理解する
    6.        投稿時の確認事項、注意点及び受理までのプロセスを理解する
    などかなり実践的な内容になっている。
    仕事に役立つ、仕事につなげる、この二つが目標である。
    参加するだけでなく、積極的に質問をし、ディスカッションの重要性を認識してもらう場にしたい。
    治験文書や論文の構造を知るだけでも翻訳に大いに役に立つ。
    AIが進化する中で、生き残れる翻訳者、ライタ―を目指してほしいと考えている。
    ※申込み受付を終了しました。

    https://note.asca-co.com/n/n3095cfd5578d

    次回の説明会は7月4日(火)に録画で開催される。講師が直接説明するので、迷っている人はまず参加してほしい。
    ※論文コースのみの説明です
    ※申込み受付を終了しました。

    https://note.asca-co.com/n/nb721ef7ad485

  • Science Update 19 May, 2023

    サイエンス誌(Science)に掲載された日本人著者からの日本語タイトルとコメントを紹介します。

    高性能マルチモード弾性熱量冷却システム
    High-performance multimode elastocaloric cooling system

    SCIENCE 19 May, 2023, Vol 380, Issue 6646

    地球温暖化対策に貢献する熱量効果を用いた冷却技術は注目を浴びていますが、その効果あるいはデバイスのスケールアップがボトルネックとなっています。今回の研究では260ワットの冷却力と22.5度の温度スパンを持った弾性熱量冷却装置の開発に成功しました。

    Department of Materials Science and Engineering, University of Maryland
    竹内一郎

    https://www.science.org/doi/10.1126/science.adg7043

  • 広島から平和を祈る

    広島でのG7サミットが終了した。
    ゼレンスキー大統領の出席で、会議が今まで以上に大きく盛り上がり、「平和」へのメッセージが強く打ちだされたように映った。

    私の本籍は広島である。主人の本籍なのだが、宮島が見えるとても穏やかで美しい場所に家はあった。初めて正月を迎えた際、仏間にある仏さん(位牌)のお水とお米を変えるのが私の仕事。信心深い家でもあったが、仏さんの数の多さにまず驚いた。聞くと、戦死もあるが、多くは原爆による被害者のものだった。会話には原爆の話題など出ない。広島の美しい街を見るととても悲惨の出来事は想像できなかったので、何も知らない私には大きな衝撃だ。

    ある親戚のおじさん夫婦の家によく遊びに行ったものであるが、仲がいいその夫婦には子供がいなかった。ある時、被爆医であることを話してくださった。研修医時代、広島で被爆し、意識が戻らないまま三途の川を渡ったと(その話は立花隆の「臨死体験」に紹介されている)。奇跡的に助かり、結婚された。その後子供ができないから、自分で自分の精子を顕微鏡でみたところ、精子がいない事実を知ったそうだ。
    そのおじさんは、がんで亡くなるまで被爆医として広島から核廃絶に取り組んでおられた。

    広島は美しく、大好きな町である。
    2013年にはJTF関西セミナーを広島で開催し、終わってから平和公園を皆で見て回ったのを思い出す。

    絶対核の使用は許されない。
    二度と過ちは繰り返してはいけない。

    サミットの開催には多くのお金とリスクと伴うが、今回の各国の申し入れがウクライナの停戦につなげれば、また、世界中の人に「平和」の大切さを発信できただけでも開催の意味はある。

  • ASCA Academyライティング講座 メディカルライティング論文課 課長へのインタビュー ※肩書は第5期当時のものです

    ※肩書は第5期当時のものです

    医薬・サイエンス分野のライティング技術を学ぶASCA Academy ライティング講座第5期論文コースの開講が近づいてまいりました。

    そこで今回、弊社で普段論文を扱っているメディカルライティング論文課課長の橘へインタビューをおこないました。
    論文ライティングのコーディネートを行う立場から、論文ライターに知っておいていただきたいことなどを回答してもらいました。

    ぜひご覧ください!

    メディカルライティング論文課とは、どんな業務を行う部署なのですか? 
    やはり、論文をいちから作成する案件がメインなのでしょうか?

    論文をいちから作成するライティングももちろん扱っていますが、それだけではありません。
    この課では、主に、ライティングと翻訳の2つを取り扱っています。
    皆さんのご興味はライティングの方にあるかと思いますのでライティング案件の説明をすると、論文のライティングのほかに、学会発表用のスライドやポスターの作成、論文の内容を紹介したりウェブセミナーの内容をまとめたリーフレットの作成、また、論文の内容を抜粋してまとめる試験概要のスライドや会議議事録作成のような、分量の少ない案件も扱っています。
    論文ライティングは花形ですが、実際、それ以外のライティング案件の方が件数としては多いのです。

    現在翻訳をしているという方がライターになるためには、どのようなことが必要になるのでしょうか?

    まずは、翻訳とライティングは根本的に異なるということをご理解いただくことが必須になります。
    翻訳は原文があって、それを訳していくわけですが、ライティングの場合は原文がありません。
    クライアントから提供されるアウトラインや参考資料をもとに、自分で文章を作成していくことが求められます。

    ライターに向いている人というのは、どのような人だと思いますか?

    新しい知見に興味を持てる方、クライアントの要望に合わせて案件に柔軟に対応できる方はライターに向いていると思います。
    論文ライティングやリーフレット作成などの案件では、1st draft作成後、クライアントレビューを挟んで2nd、3rd draftを作成していくという工程が基本ですが、クライアントとファイルのやり取りをする間に、内容が当初の予定から大幅に変わってしまったり、突発的にスケジュールが変更になったりすることも多々あります。
    そのため、内容やスケジュール変更に柔軟に対応できる、急ぎの案件でも対応可能だ、という方はライターに向いているのではないでしょうか。

    続きは随時更新予定です。お楽しみに!

    ライティング講座第5期の詳細やお申し込みは以下のリンク先をご覧ください。
    ※第5期の申込は終了いたしました。

  • 【過去回のご紹介です】ASCA Academyライティング講座第5期がいよいよ開講! 

    ※本コースは終了いたしました。2023年5月現在募集中のコースは第6期になります。

    https://note.asca-co.com/n/nb721ef7ad485

    2022年9月より、医薬・サイエンス分野のライティング技術を学ぶASCA Academyライティング講座の第5期がスタートします。今回は「論文コース」を開催いたします。

    本コースでは、医薬分野のアカデミック・ライティング(論文・学会発表資料作成)の全体像を学ぶことができるよう、1. 論文・抄録作成、2. 図表作成、3. スライド・ポスター作成、4. QC、5. 研究・出版倫理、6. 論文投稿・学会投稿、からなる体系的なカリキュラムをご提供いたします。
    講義はすべてオンラインでおこない、世界中どこからでも受講いただけます。講師は、ASCAで日々ライティング業務に携わっている現役メディカルライター(元製薬会社研究開発職)および弊社シニアリンギスト(元学術出版社メディカルライター)が務め、現場の実践的な知識を皆様にお届けします。

    少人数制ですので、ぜひ現役ライターの講師と積極的に話し合い、実践的な知識を吸収してください。

    以下に当てはまる方は、ぜひ参加をご検討ください!
    メディカルライター志望の方々
    ・現在は医薬翻訳の仕事をしているが、業務の幅を広げるためにメディカルライティングもできるようになりたい。
    ・メディカルライティングに必要な知識を身に着けて、フリーランス等として自立的に働きたい。
    ・ニーズの高まるライティング業界で、新たなキャリアを築きたい。
    医薬・バイオ分野の研究者/学生の方々
    ・研究者/学生として、論文・学会資料の作成で押さえるべきポイント(ライティング手法・出版倫理等)を学びたい。
    ・現在は研究者/学生だが、メディカルライターという職業に興味がある。
    皆様のご応募をお待ちしております!

    ゴール

    【論文】
    1. 抄録: 抄録の基本的構造を理解でき、作成できる
    2. 読解: 英語論文を読解し、要点をおさえた解説資料を作成できる
    3. 本文: 臨床に関する英語論文を作成できる
    4. 図表: 図表の作成方法を理解し、作成できる
    5. QC: QCのポイントを理解する
    6. 倫理: 学術論文の出版倫理について理解する
    7. 投稿: 投稿時の確認事項、注意点および受理までのプロセスを理解する
    【学会発表】
    1. 発表資料: 学会発表用ポスター/スライド作成のポイントを理解し、作成できる
    2. 登録: 演題登録時の確認事項、注意点を理解する

    主な学習内容

    • 論文の作成目的と基本構成

    • 英語論文を作成するために必要なスキル

    • 英語論文の各構成パートの実践的な作成方法

    • 図表の作成方法

    • 発表用ポスター、スライドの作成方法

    • 論文QCのポイント

    • おさえておくべき研究・出版倫理

    • 英語論文の投稿から受理までの実践的なプロセス

    • 学会演題の登録方法

    カリキュラム

    ≪1~3回目≫論文・抄録執筆
    1. 作成目的
    2. 各構成パートの概要と作成時の重要ポイント
     タイトル(Title)
     著者(Author Information)
     要旨または抄録(Summary or Abstract)
     緒言(Introduction)
     材料及び方法(Materials and Methods)
     結果(Results)
     考察(Discussion)など
    3. 英語論文を作成するために必要なスキル
    4. 英語論文の作成に役立つテクニック・知識
    ≪4~6回目≫図表作成
    1. 作成目的
    2. 基本構成
    3. 作成時の重要ポイント
    4. 作成時に役立つテクニック・ツール
    ≪7~9回目≫スライド・ポスター作成
    1. 作成目的
    2. 基本構成
    3. 作成時の重要ポイント
    4. 作成時に役立つテクニック・ツール
    ≪10回目≫QC
    1. 論文QC実施時の確認内容
    2. おさえておきたいポイント、注意点
    ≪11回目≫研究・出版倫理
    1. 論文出版時に従うべきガイドライン(ICMJE recommendations等)
    2. 主な注意点:著者要件、利益相反、謝辞、研究倫理に関する情報の開示等
    3. メディカルライターの役割
    ≪12回目≫論文投稿・学会登録
    1. 投稿/登録前に確認すべきこと-規定、登録システム等
    2. 論文投稿から受理までのプロセス
    ※回によっては講師より課題が提供される場合もあります。
    ※カリキュラムは受講生や進捗の状況により、入替えや変更の可能性もございます。

    募集要項

    開講期間
    2022年9月開講~2023年2月末終了(予定)
    第2・第4木曜日14:00~15:30(1時間30分)
    ※一部変則的な日程になっております。以下のスケジュールをご確認ください。

    受講条件
    ・オンライン講義に対応できるPC環境を整えられる方(カメラ、マイクセットなど含む)
    ・講師やほかの受講生と積極的に意見交換ができる方
    ・2回目以降については、原則的に毎回の講義に参加できる方
    ※1回目受講後、2回目以降の継続受講をご希望の場合、原則としてその後のキャンセルは受け付けておりません

    受講料
    1回目講義:無料でご参加いただけます。
    2回目以降:1回5,000円(税別。税込5,500円)×11回=合計55,000円(税別。税込60,500円)
    ※お支払いは11回分60,500円(税込)を一括でお願いしております。入金方法は1回目講義の後にご案内いたします。
    ※特別割引適用あり
    以下の1~3のいずれかに当てはまる方は、11回分を50,000円(税別。税込55,000円)で受講いただけます
    1. アスカコーポレーションの登録翻訳者、ライター、チェッカー
    2. 第1期~第4期までの修了生
    3. 大学生、大学院生

    定員
    1回目の定員:先着20名程度
    2回目以降の定員:10名程度
    ※最低開講人数:8名。8名に達しない場合、開講を見送る場合がございます。

    担当講師

    益田 和義
    フリーランスメディカルライター。薬学博士(大阪大学)、工学修士(早稲田大学)。
    内資系製薬会社の研究所に22年間勤務し、17年間はDrug Delivery Systemの研究に,その後5年間は探索ADME (Absorption, Distribution, Metabolism, Excretion) に関する開発研究に従事した。この間に16報の論文発表及び6件の特許出願を行い,開発研究では10以上の開発化合物を選出している。その後開発部に異動し,非臨床担当責任者として13年間で10以上の開発プロジェクトを承認申請に向けてリードした。退職後は、フリーランスのメディカルライターとして、市販後資材、学会発表資料、論文、IB並びにCTDなどの医薬品に関する資料の作成支援を行っている。

    https://note.asca-co.com/n/nc99d49dd0071

    倉冨 剛
    アスカコーポレーション 営業制作部メディカルライティング・論文課 シニアリンギスト。医学博士(東京大学)、理学修士(東京工業大学)、ISMPP Certified Medical Publication Professional™ (CMPP™)。
    精神医学分野でPh.D.を取得後、外資総合系コンサルティングファーム、医科大学教員、外資学術出版社メディカルライター、フリーランスを経て現職。専門は生物学的精神医学、脳神経医学、分子遺伝学、細胞生物学。メディカルライターとして、原著論文・総説執筆(臨床試験、市販後調査等)、学会発表資料作成、文献調査等に携わる。現職では、ライティング・QCプロセスのマネジメント等を主な職務とするが、個別案件のライティングやQCにも関わる。

    https://note.asca-co.com/n/nee203a3614e6

    応募について

    応募期間
    2022年7月~2022年9月2日(金)17:00
    ※応募状況によっては、期間が変動する場合がございます。

    応募方法
    申込み受付を終了しました。

    お問い合わせ先

    株式会社アスカコーポレーション
    ASCA Academyライティング講座 事務局
    担当:西澤、深野
    電話:06-6202-6272
    メール:writing_school@asca-co.com

  • AIを組み込んだ翻訳の自動化

    AI翻訳で翻訳を効率化
    AI翻訳はただ導入するだけでは翻訳業務の効率化にはつながりません。AI翻訳をうまく使いこなすには、どのようにワークフローに組み込むか、AI翻訳の誤りを人手工程でどうカバーするか、翻訳対象のデータファイルをどう扱うか、さらにAI翻訳自体をどうカスタマイズするか、など考えるべきことは多岐にわたります。
    このページでは、私たちがカスタマイズしてお客様に提案したAI翻訳の活用事例をご紹介します。

    AI翻訳を活用した自動化システムによる CIOMS Form作成 (Narrative英訳) サービス

    弊社では、生産性向上を求める市場のニーズに応えるため、自動化技術とAI翻訳の導入によって、個別症例安全性報告などの情報源からCIOMS Formを含む英語フォーマットを自動的に生成するサービスの提供を2019年の4月より開始しています。

    本サービスにおける自動化システムの中核には当社がカスタマイズしたAI翻訳エンジンがあり、これは副作用報告のために特化して開発されたものです。同じく独自に開発された自然言語処理技術との組み合わせによって、このAI翻訳は汎用のAI翻訳エンジンに比べ高い精度を実現しています。最終的な生成物は必ず人間によるチェックを経て納品されますが、人間の作業を通常の翻訳工程に比べ50%~100%削減することに成功し、大幅に効率を改善しています。さらに、あらかじめ既存のデータをご提供いただき設計に反映することで、開始時点でのシステムの精度をより高めることができます。入力するデータシートの形式や出力するテンプレートもカスタマイズすることが可能なため、柔軟に運用できるのも特徴です。

    本システムは生成するドキュメントの品質向上と同時に、大幅なコスト削減と作業期間の圧縮を達成しています。コストは当社が従来提供してきた人手翻訳より約50%削減でき、入稿から24時間以内での納品が可能です。また、人的資源に依存しない高いスケーラビリティを実現しているため、毎日の作業量の増減にも柔軟に対応できます。

    お問い合わせ先

    私たちは本サービスによって、安全性情報管理/信頼性保証部門の業務の効率化を通じ、顧客の皆様の生産性の向上や、働き方の改善を強力にサポートすることを目指しています。
    是非お問い合わせください。

    担当 : 営業部 古谷 慶之
    e-mail: aiko.scilingual@asca-co.com

    お問合せフォーム:

    https://www.asca-co.com/contact/index.html

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